marun
本編で多少ブラコンの気があった攻め様の弟の独り言です。
部屋で一人兄の写真集を見ながら兄から譲り受けた(陸の)
ネコに遊んでるんだか遊ばれてるんだか判らない中で
ふと思うのがあれほど優秀で完璧な兄の相手が何故陸なのかと
一人つらつら考えている弟。
そして、どう考えても陸よりも兄の方がベタ惚れで甘やかして
そこにいるだけで愛しいと言ってるような様子を思い浮かべ・・・
現在自分のペットである愛らしいネコと陸が似ているのではと
有りえないと思いつつも・・・やはりネコはそこにいるだけで
愛らしいし、気が向いた時だけ甘えてきたり、時には牙や爪を
出したりする様子がやはり似ていると・・・
そして大変失礼な納得をする。
そうか、ペットだと、それも知能は高いが扱いにくい猿
手乗り猿だと一人で爆笑し、あまりにハマってしまう小猿と
陸を思い浮かべ、納得する失礼な弟。
そしてふと思う、自分にもいつかそんな相手が現われるだろうかと・・・
そんな思いでいる時ネコに引っかかれ、
自分には恋愛はまだ無理だと感じる弟の日常の話でした。