もこもこ
野狐禅の全サ折り本でしたが、内容は『野狐禅』に収録されている、初々しい高校生たちの恋愛物語『致死量の愛をこめて』の番外編でした。
モンジたちのラブラブ~なお話を期待していたんですが、まさかこっちのお話で来るとは!です。がっかりしたような、こっからどーなる!?な致死量~の二人のお話が読めて嬉しいやら、ちょっとだけ複雑。
8ページの折り本なので本当にショートですが、とにかく可愛かったです。
高橋の嫌がることはしない、と決めた内田。
その用心深い行動は同じ失敗はしない、相手を大事にする!という決意のもの。
だから何をするにも、お伺いを立てる。
「キスしていい?」
「うん、いいよ」
こんな感じに、色々お伺い→OKを貰う→行動という具合で。
でも、これって内田は「よし、高橋の嫌がることはしてないぞ」と満足しているけど、頷いてくれている高橋の気持ちは?
真っ赤になって、OKを出す高橋の本音は?
その辺をくみ取れない内田はまだまだお子様ですね!あー青春!
最後に流れてきたラジオ投稿の投書の内容と、それを聞いて涙目になる内田が笑いを誘います。
青春は難しい、けど可愛い!