snowblack
雪舟さんの描く『FLESH&BLOOD』のコミカライズが載っているということで入手。
お目当ての作品は、まるで予告編のようにちょこっと(笑)
というより、この本のコンセプトがそうなのだ。
「キャラ文庫のココの部分を漫画で読みた〜い」というリクエストを
その小説の絵師さんが漫画化してみました……
というのがこの冊子。
全部で11作品、ちょっと古い冊子ということもあって
実は読んでいたのは『FLESH&BLOOD』だけだったが、
こんな作品もありますよ〜という紹介本としては
それなりに興味をそそられた。
桜木知沙子&高星麻子『プライベート・レッスン』や、
榊花月&依田沙江美『午後の音楽室』、
菱沢九月&高久尚子『小説家は懺悔する』などは、
早速読んでみたくなったのだが……
今上げてみて気がついたのは、ようは絵師さんが好きな作品なんだな!
さて、お目当てのF&Bは、2巻の148ページからのシーン
ラ・ロシェルに寄港した際、ビセンテと遭遇し切り結ぶシーンが7ページ。
原作では僅か4ページ分。
動いているビセンテとジェフリーを見られたので
それなりに満足だったかな〜。
ファンのオバカな心理とお笑い下さいませな!
「小説chara vol.13」応募者全員サービスの小冊子102ページです。
小説のイラスト(表紙や挿し絵)を描かれた方が、小説の一部を元に漫画を描かれています。11本中7本が描き下ろしだそうですが、どれが描き下ろしなのかは明記ありません。
原作小説の紹介に1ページ、それからマンガで7~11ページで収録されています。あらすじだけでなく、人物相関図やツボ度チェックまであるのが嬉しいです。
私の目当ては、原作小説&作家さんだったのですが…ページを開いてビックリ!贅沢なラインアップでした。
高星麻子、明森びびか、神崎貴至、円屋榎英、依田沙江美、山田ユギ、水名瀬雅良、鳴海ゆき、雪舟薫、高久尚子、不破慎理(以上、敬称略)
内容は良い感じでおさまったものもあれば、興味を引くような時点で終えているものもあります。どれも見事でひとつを選べないですが…強いてあげるなら高久先生(菱沢先生「小説家は懺悔する」)かな。眉間にしわ寄せた克己が男前でした。あ、あとナイジェル(松岡先生FLESH&BLOOD2」)がマンガになるのが見たかったです!とか、語りだしたらキリがありません。とりあえず、読んでない小説を購入してみようかなとは思いました。