夜師
視点が受けから攻めに変わったお話です。
荻野って男が、親切にも小野寺に牧沢の本音を教えてくれるだけのショートストーリー。でもこのショートストーリーの中には十分なキュンがつめこまれていて、けっこう楽しめました。(ラブシーンを色々と思い出したりと)
萩野の説明がちょっとくさい気がして、読んでいて顔がぽっと赤くなってしまいました。あー。なんかこんなん青春ドラマでありそうだなーって。
内容は青春ドラマとはかけはなれているけど、全体的に甘酸っぱさがあって、やっぱ青春ものなんだな。って思いました。
軽いのりのりの話じゃないので、きゅきゅんってなりたいときにもう一度読もうとおもいます。
自分をわかって欲しいばかりだった若いころから、相手を理解していきたいと成長した小野寺の男っぷりが良かったです。
あと、禁煙したことがさりげなくあって、おめっとさん、と言いたくなりました。(これは関係ないか)
まあ、心の成長を細かくまとめたお話です。