茶鬼
本編後、秋ヶ瀬の別荘で暮らし始めた二人の姿。
高校時代に二人で描きあった互いの絵をペアにして寝室に飾り、やっと想いがかなったと、かなり濃厚な日々を暮らしているらしいw
心から互いを求め、かなり激しい夜を過ごしているようだ←ゴチソウサマ!
本編が苦しみを描いたものだっただけに、かなり甘いのだろう。
しかも、前にもまして秋ヶ瀬の立花への執着と愛情の度合いはより深くなっているようで。
秋ヶ瀬と身体の関係ももっていた画廊の真矢が訪れると、本来なら立花が嫉妬しなければならないのだろうが、秋ヶ瀬が嫉妬している!?
なんと・・・真矢は両刀だったww
そっか、、、前秋ヶ瀬のパトロンの芹沢とも云々って本編にあったもんな~
芹沢はネコだったらしいからwww
これも語尾が「~た」「~だった」がほとんどであるが、軽い内容だけにあまりきにならない。
しかし、語尾の変化。文末の語尾の活用と結び方はこの作家さんの課題ではないだろうか?
真矢に幸あれ?
最近のよく見かける「ペーパーの4分の1が表紙イラスト」で、残りがショートストーリーというスタイルではなく、両面ともに書かれています。
本編と同様に立花の視点で進みます。
立花が秋ヶ瀬の別荘に引っ越してきて一週間。
寝室にかけた絵を眺めながら感慨に耽ったり、立花が絵をもって別荘に訪れた日の寝室での出来事を回想したり。
そんな中、秋ヶ瀬の仕事相手であり肉体関係のあった「ギャラリー柊」の真矢が訪問します。立花は嫉妬しますが、実は真矢はネコもタチもこなすので秋ヶ瀬も警戒していたという甘い後日談です。
未来に向けての甘い二人ではあるのですが、本編で真矢は秋ヶ瀬を本気で好きだと書かれていたためか、後半の真矢の登場で甘さを甘受するだけでない読後の印象を受けてしまいました。