江名
grape
16ページ分の描き下ろしのお話が読める小冊子です☆
大学での友達たちとの会話でのこと。
デートにはプライスレスな付加価値が大事だという言う女子は
「ぶどう狩りに行ってみたいって気持ちはわかる?」と言う。
それに対し男子は、
「収穫で労力を使った挙句、入園料…高速料金とガソリン代…一粒いくらだよ…」
と言う。
直樹は男子の意見を分かるなぁと思いつつも、
阿部先生に「スーパーで買った方が簡単で安上がりだ」と言われたら…と想像する。
で、試しにと訊いてみたら、
週末に、ひたすら楽しげな阿部先生とぶどう狩りをすることにw
ぶどう狩りの場所で、童貞の話をしているふたりが可笑しい。
というか、
阿部先生と初めてのセックスをして、
童貞を卒業した☆と受けなのに勘違いをしていた、おバカな直樹が可愛いw
ぶどう狩りの後はリゾートホテルへ。
風呂あがりにバスローブを着るのはためらわれ、
直樹がわざわざシャツと短パンに着替えてしまうと、
阿部先生はそのシャツで直樹の両腕を拘束して、緊縛プレイを始めるw
最中におねだりできずに「疲れたから、もう寝たい」だの、
いつか童貞も阿部先生も捨ててやるだの、
相変らずヒドイことを言う直樹だけれど、
もちろん阿部先生の方が上手で、ベッドの上で直樹が敵うわけもなく……w
なかなかエロ度が高めで、しかも甘々で可愛く可笑しい小冊子でした~
ごちそうさまです♪
あ、もちろん、
ぶどうは阿部先生曰く、甘みも酸味もある直樹のことw
でも他にも色々意味があるようで…ほぼエロネタですが、それも面白かったです☆
CDの付録の小冊子。
付き合い出して暫くしてからの、二人のぶどう狩りデートの一日。
そもそものきっかけは、直希と大学の友人達との会話。
友人♂の同じ値段でより価値のある物が手に入る方がいいという発言に
値段や効率じゃなく、ムードや雰囲気という付加価値だと
反論する女子達。
そこから料金だけならば極めて非効率的なぶどう狩りの話になり、
男子軍の意見に頷きながらもふと逆目線になって考えてみる直希。
そして試し阿倍に聞いてみる、
「俺がぶどう狩りに生きたいって言ったらどうする?」
そんな可愛いお誘いのチャンスを逃すはずもない阿部先生。
かくして朝一に迎えに来た阿倍に連れて来られたぶどう狩り。
ちょっと腹黒くて大人な阿倍に、苛められつつベタベタに甘やかされている直希。
オレ様なんだけれど実は初な直希は、
この1冊だけ読むと単なるツンデレに見えちゃって
彼の「水面下で足を動かし続けている白鳥」の可愛さは、
実は本編を読んでいないとピンとこない。
逆に言えば、本編を読んでいると
なんとも微笑ましくてエロくて幸福な話です。
CD特典の小冊子です。
プレゼントを安上がりにすませようとする男に幻滅する女と、同じ値段でより価値のあるものだったらそっちの方がいい男。
友人達の話から男女の価値観の違いについて考えた直希は、スーパーで買う安価で品質の良いぶどうよりも、はるかに割高なぶどう狩りを選ぶだろうかと、試しに先生を誘ってみます。
すると先生は、朝一で直希のマンションまで車で乗り付け、嬉々としてぶどう狩りデートに。
誘った張本人はというと、自分は動かずに先生にぶどうを穫らせ、皮まで剥かせて食べ専に徹するという安定の我儘王子っぷり。
昼下がりのぶどう園で、ひたすら下ネタに走る先生もたいがいアホですが、それにいちいち反応する直希がもう可愛くて可愛くて。
きっと先生もそんな気持ちなんでしょうね。
年下の恋人が我儘だろうが何だろうが、憎まれ口も反抗的な態度も、もう全てが可愛いくてべろべろに甘やかしたい。
そんな先生の溢れるほどの愛情に、まんざらでもないどころか、実はとても嬉しいと感じてる直希に、こっちも顔が緩みっぱなしで参りました。
デートの後はリゾートホテルで夜を過ごすことになったふたりですが、もう勝手にしてください、というくらい甘かった。
かなり糖度高めのエッチに、あてられそうです。
ぶどうよりこっちが美味しいかったわ。
ドラマCDの特典小冊子。
本編が,CHERRY、PEACHとだんだんに季節を追って、ここではブドウ狩りに。
直希は、友人達のブドウ狩りデートについての会話を聞いていて、男の論理と女の論理の違いに気付く。
そして、そのどちらも共感できるようになってしまった自分って…
その後、自分だったらいったいどうされたいだろうと、ものは試し、阿部に
「ブドウ狩りに行きたいっていったらどうする?」
と、聞いてみると…。
キャンキャンしている直希に比べて、圧倒的に経験値で勝っている阿部は、王子様を甘やかして、いじめたくってしょうがない。
CD本編を聞いて、そのまま続けてこれを読むと、キャンキャン突っ張る直希と、優しくいぢめる阿部の声が頭の中にリアルに立ち上がって、なかなか楽しかった。