てんてん
本品は新しく創刊されたローズキーノベルズの
創刊記念フェアの書き下ろしペーパーになります♪
8月新刊初版にはさみこみで限定配布された品で
8月の刊行本4冊の番外編4本が一挙に読める
とってもお得なペーパーです。
容量的にはポスカサイズで2頁で
『闇の底で千の祈りを捧げ』『片戀がふたつ』は
三段組み2頁、
『恋になる』『レッドカーペットの煌星』は
二段組み2頁になっています。
私が購入した本は2冊のみなので2作品のみ
簡単にご紹介しますね。
【夏の儚き夢】
「片戀がふたつ」後日談で
翔吾の誕生日絡みのお話になります。
それは翔吾の誕生日を
明日に控えた八月某日の事。
何だかんだと文句をつけて
屋敷にいついた翔吾に昼の間、
「暑くはないか」と揶揄され続けた
華禅の着物姿ですが
寝室で寝酒をやっている頃の
華禅のお召しは浴衣になっていて
寝室にやってきた翔吾にとっては
二人の時間を盛り上げるアイテムに
すぎなくなっていてます(笑)
いそいそと華禅の帯を解き始めた翔吾は
裾の合わせから太腿へと
大きな手を滑り込ませるのですが、
華禅にすげなくあしらわれてしまい…
拗ねた翔吾の要望に
応える気もなかった華禅ですが、
結局慣らされた身体は意思とは裏腹で~
というラブイチャとなっています。
翌朝、翔吾へのプレゼントで
もう一波乱あるのですが、
こちらは読まれてのお楽しみに♪
【「恋になる」スペシャルショート 】
「恋になる」の過去編で加持が
爬虫類が苦手になった原因のお話です。
それは加持が5才の頃の事。
子供の情緒を育てようとした両親は
大恐竜博覧会へと向かいます。
たまたま来場者が少なかったその日、
巨大な恐竜の骨格見本の大きな口が
来場者を呑みこまんと開けられ
加持少年は恐怖に震えてしまいます。
三つ子の魂なんとやら…
根強いトラウマは
規格外の体格に育った高校生になっても
ナリをひそめるどころか
より根深いものとなっていました。
そんなある日、
加持は公園に捨てられた三匹の仔猫を
保護しようとするのですが、
なんとその時、
緑色のトカゲと目が合ってしまい?!
本編でのも語られている
周防のペット・イグアナ脱走事件での
加持目線での一幕へと続きます。
加持目線なので周防は
キラキラ大盤振る舞いで
微笑ましいと思うか
脱力するかは微妙な所かな。
9月刊行の新刊にも
同様のペーパーが付くようですので
ファンの方は要チェックですよ♪