ミドリ
麗人2010年9月号のおまけ小冊子です。
数々の麗人コミックスの番外編が収録されているので、麗人コミックスを読まれたことのある方は是非買うべきだと思います。
今回の麗人は、本誌でも国枝彩香さんや、内田カヲルさんの作品がとってもとっても素晴らしかったのですが
この小冊子だけでも値段分の価値があります。
まさかここであの作品の番外編が読めるなんて…!!と感動しました。
私が一番うれしかった作品は、
国枝彩香「背中までの距離」
なんと、あの「耳たぶの理由」の続編なんです!!!
山口と同棲して2年がたつ石川。
以前はしつこいくらいベッタベタしてきた山口がそっけなくなって…
山口の背中を見つめながら、彼への想いを募らせる石川がめちゃくちゃ可愛いです……!!
原作では石川のツンデレが際立っていましたが、今作ではもうデレデレツン(笑)
ちゃーんと山口のこと愛してるんだなぁ…と伝わってきて、何よりもそれが嬉しかったです。
途中からはちゃんと「耳たぶ~」のノリになってて一安心。
オチも可愛いし(笑)、最後にはニヤニヤものでした♪
この原作は本当に大好きなので、こうやって作者様の手によって続きがみられるというのは幸せですね!
短いけれど、とっても幸せで萌え萌えしましたwww
笠井あゆみ「オトコの花道 (中略)編」
本当にこの作品は卑猥すぎてどうしたものか……(笑)
ざわ…ざわ…wwww
コウタたんの可愛さだけが救いだ!!w
山田ユギ「人はなぜ思い出を美化するのか」
またまたこの二人の妄想がスパークしております(笑)
先輩門倉×後輩中津(25)バージョンとか
麗しの男子中学生門倉(14)×担任教師中津とか
揚句の果てには門倉×老人中津とかwwwwww
オムツプレイ……だと?!
不覚にも萌えてしまいました。いかんいかん。
鹿乃しうこ「渡る世間は××ばかり」
「迷う男」より御園生と滝川。そして「ラブデカ」から斎竹。
全員が地雷踏みまくりで面白かったですww
相変わらず御園生の色気は異常。……エロい!!
鈴木ツタ「ヤクザさんとホストくん」
「僕の知らない恋の話」より主役二人。
ラブ度は薄い気がするけど、この二人の続きが読めるだけで幸せ!!
アイスキャンデープレイですハァハァ
そして何気に一番最後のコマで、小さくクラッカーを鳴らしてお祝いしてるツタ先生が好きです(笑)
井上佐藤「オオカミとオカマとワイルドパンチ!」
最新コミックス「オオカミの血族」よりホモカップル一家と、オカマちゃん(笑)
これもまたラブ度は薄く、ギャグ度が高い!!www
というか、オカマちゃんのこといじりすぎなんですよ(笑)
サンバとか、もう頭にこびりついちゃってどうしたらいいものか(笑)
…と番外編のお気に入りはこんなものでしょうか。
どの作品もすっごくクオリティが高いです。
あと、鬼嶋兵伍さんの作品も、まだコミックス化されてない作品の番外編のようですが
女装子ちゃんに恋する女装初心者(当て馬)が新たな性癖に目覚めるお話で、
とってもおいしかったです!ww
漫画以外でも、SHOOWAさんや南国ばななさんのイラストが見れたりと、
付録小冊子にしては豪華すぎる出来栄えでした。
大満足の一冊です!
今回の麗人、本誌の方も充分すぎる位よかったんですが、この付録小冊子は超お徳用。
総勢39名の作家様のオール書き下ろし。
それもかなりしっかりした短編がいっぱい。
本誌やコミックスのサイドストーリーや後日談、コラボ作品が盛りだくさん。
まず、なんといっても井上佐藤さんのコミックス「オオカミの血族」内コラボの破壊力!!
あと、個人的には、宮本さんの「コーリング」の信乃クンが警察に入る前のお話とか、深井さんの「秘書と~」の続きがうれしかった。
「秘書と~」の春沢さん、ただ色っぽいだけじゃなく、政治家の秘書をやってて命を狙われるようになったくらいだから、それなりに…の結末が最高。
他にもそれぞれの作品の笑える作品盛りだくさん。
麗人レーベルのコミックスに心当たりがあれば、この付録、絶対「買い!」です。
一回読んだきり、積ん読本の中に埋もれていたのをやっと発見!
改めて再読したら、物凄く面白かった。
頭から最後まで、余すところなく読みつくすべし!な一冊で、これが付録だなんて、お安過ぎるとしか言いようが有りません。
その分、麗人本体の値段が上がってましたが…特別定価いたしかたありませんってぐらいのボリューム。
むしろ、付録分の値段を考えると安いぐらいかも。
どの作家さんの番外も面白く、満足いく者ばかりでした。
ちゃんと短編ながら濃厚にイタしてる番外編もありましたし!
イメージとしては単行本の巻末によく収録されている短編などで、キャラ達のちょっとその後が読めて嬉しいな、幸せ~というのを味わってる感じです。
特に井上さんと笠井さんと山田さんの番外が猛烈に面白くって、お気に入りです。
もう、笑うなと言われても笑いながらしか読めませんって!このお三方の話は別格の面白さとしか言いようがない。
直野さんの番外ではちょっと意地悪な爬虫類ぽい攻めさんが物凄くツボで、しかも弓也さんたらツンデレ!と大変萌えさせていただきました。
国枝さんの耳たぶの理由の二人も相変わらずで、もう、どうして良いかわかんないぐらいに可愛いかった。
なんちゅう癒されカップル!
締めのイラストは宮本阿子さん、早くコミックが出ないかなと思ってる作家さんです。