M+M
小説の一場面を、挿し絵を描かれた先生がコミカライズしたものです。
小説1作品について、登場人物等の説明に1ページ、漫画が5~7ページでした。10本中8本が小冊子のための描き下ろしとのことです。
電子書籍のおまけで付いていないかなぁと期待したのですが、ちらっと検索した限りでは発見できず。残念でした。オチがついているわけでない一場面を抜き出したものなので掲載しにくいのかもしれませんが、この小冊子だけって勿体なかったのではと思いました。
いずれも素敵なのですが、佐々木禎子先生の「秘書の条件」の、史堂櫂先生が描かれた29ページからという序盤の微妙な二人の雰囲気が好きです。久住のちょっと震えた手とか、眼鏡を外されるのかと思うと直してあげる池上が格好良いです。それと「あなたのツボ度をチェック!!」というコーナーで、「攻めに外されてこそ花」と受け眼鏡を勧めているのが面白かったです。
二重螺旋のコミカライズを探しているのでget。CHARA文庫のリクエストあった部分をコミカライズした小冊子で全部で10編。他の小説は読んでいないので、評価は二重螺旋の部分に対するものです。
ここではどんな内容だったかというと。
びくついてフルフルしているナオを一生懸命なだめすかして、ひたすら可愛がってイカセようとしている初期段階のお話でした。禁断の兄弟愛臭、ぷんぷんです。この後どんどん溺愛ものに変化していると思うのですが、溺愛でろでろの方が好きなので、この辺りは萌にしました。甘いマーちゃんを読みたくなってきた・・まだまだ二重螺旋のエピソード探しは続けよう。