夜空の星
こちらは「秋のリンクスフェア2006 書き下ろし小冊子」の感想になります。
※ここからはネタバレがありますので、未読の方はご注意下さい。
■『スレイヴァーズ』シリーズより
「Slaver's Tears」(6ページ)
柊一と冴木は寺院の茶事に出席し、そのまま温泉宿で一泊します。
と言うのも、毎年母と柊一が招待されているのですが、母が熱をだしたため、急遽冴木が出席することになり、茶席経験のない冴木に徹夜で作法を教えます。
冴木の作法はすばらしく、ご門跡も感心するほどだったので、柊一は誇らしい反面…嫉妬します。
ですが、そこは冴木です!
柊一の気持ちは知っているので、柊一への感謝をこめて茶事をこなしたこと、ご門跡の讃辞は柊一への讃辞でもあるのだと言います。
そんな冴木の言葉に涙する柊一。
そして、「成功したら甘味のご褒美(和菓子)をあげる」と言う約束で、冴木は柊一という褒美を味わうのでした(*^_^*)
■『『花降る夜に愛は満ちる』より
「たとえば、光」』(6ページ)
グレンとウィスティリアのお話です。
暑いので涼んでいる2人ですが、ウィスティリアは暑さに弱い様で、グレンは「故郷より過ごしにくいか?」とウィスティリアに聞きます。
故郷では、湖畔の別邸まで避暑にアルエットと出かけたそうで、グレンは眉間にしわを寄せます。
アリエットとは張り合う仲のようです。
ウィスティリアから「どうして出会った人が伴侶だてわかるのか?」と聞かれますが、わかるとしか答えようがないそうです。
そこからは、Love×2モードへ。
「暑くないのか?」とウィスティリアに聞きながら、ボタンを外してシャツの間から素肌を撫でます。
誰かに見られたらとウィスティリアは「やめて…」と言いますが、やめないグレンに「それ以上したら一人で避暑に行きます」と、とっさに口走ります。
しばらく固まったグレンは、「わかった」と言って館の寝室へウィスティリアを連れて行きます。
そんなグレンに「一人では行かない」と誓わされるウィスティリアでした。
※小冊子(表紙 表・裏含めると)→全部で16ページです。
Hシーン→後半3ページ(各作品)
今回2作とも甘々な感じでした~。
『花降る夜に愛は満ちる』は作品を知らないので、探してる方へ参考程度に書きました。
なんと言っても、本命の「スレイヴァー」良かったです!!
この小冊子では、温泉の離れの宿に宿泊しているので、露天風呂でのやり取りがメインになりますo(^o^)o茶事はちょこっとさわり程度です。
冴木は和服姿の淫靡な柊一にムンムンです(笑)
2人のやり取りが湯船の水面に写る姿を通して視点なのが妙に良かったです。
乳首を揉まれ、和服は腿のつけねまで乱れ、舌をもつれさす濃厚な口づけ、露天風呂に響く柊一の「あ、あぁっ!」の嬌声♪
最後には、冴木の「いい…ですね」の問いにまぶたを閉じ、洗い場にゆっくりと背中から倒れて足を開き、幸福の涙に温かくなりながら、冴木に身をまかせる柊一。
もう何回読んでも良いですね~♪
やっぱり「スレイヴァー大好きだな~」と再確認しましたよ(o^-')
華藤えれな先生には、この作品を越すような作品をまた作って頂きたいなぁと思います。
最近、異国物が多く、話のテンポがよくないのか?説明が長過ぎる作品が多いなぁとの印象なので、ファンとしては微妙|||(-_-;)||||||
スレイヴァーは名作と言ってもいい位なので、おすすめですよ!