蒼き狼たちの伝説 VOL.1 ７番目の男

まさに伝説！

96年発売のビデオ版しか見てないんですが、今見てもかなりレベル高いです。
それもその筈、あの名作！今川ジャイアントロボのスタッフが多く参加してます。ぶっちゃけこのメンツでどうしてBLアニメを作ったのか謎です、これは普通にSFアニメとして作った方が良かったんじゃないか？って突っ込んでしまう位にSFアニメとしてかっちょいい。
BL部分を除けば普通に劇場版SFアニメとして上映されててもおかしくなかったんじゃないかーつくらいのレベルですよ！
誤解される言い方になっちゃうんですが、見る枠が限定されてしまうBLアニメなのが勿体ないーーー！！
今でこそBLアニメが深夜枠で放映したり腐男子も居る時代ですが、96年はまだBLって単語じゃなくてただヤオイとかJUNEって言ってた頃でしたー。
単なるゲイ＆ヤオイアニメじゃなく見応えのあるロボットアニメを作るぜ！という高い志があったとかで、出来は凄い良かったんですが、打算が取れる程は売れなかったんだろうなあ、VOL.1 となってるけど続編は出てません（全3作だったらしい）

内容は結構ハード系SF宇宙軍隊物、スペースコロニーとかパワードスーツとかガンダムっぽいです。実際、スタッフ内ではホモダムと呼ばれていたそうな･･･ある意味分かりやすいな！
世にも貴重な子安さん受が聴けます、声若ッ！！森川さんも声若ッ！！
薔薇族でも宣伝してたと思うんで腐女子とゲイ方面のダブル狙いで行ったんでしょうな、作画は筋肉系でデッサンかっちりしてます、腹筋割れてるしー。
まず上官がゲイのデブっちょゲヘヘオヤジ、SM趣味があって部下美青年をムチでバシバシ、フェラさせた後ズコバコやっとります。
こいつが新しく配属されてきたばっかのジョナサン[受；子安さん]に目を付け、いたぶり始めるですよ。
ビジュアル的にはゲヘヘオヤジ×ジョナサンとまあ目に美しくはありませんですな。
そんなジョナサンに優しくしてくれるのが、本命相手となる同室のパッキン美形レナード[攻：森川さん]。
レナードはかつて助けられなかった弟の面影をジョナサンに重ねていて、時折優しい瞳を向けます。しかし軍隊なので男、男、男だらけ！！そんな中、時折視線が交差し接近しちゃったりする2人がこの段階で既に萌え！
ゲヘヘ上司オヤジに痛めつけられたジョナサンに素手で薬を塗ってくれるレナード、手が！手付きがおもいっきりやらしいです！！！その手当に身を任せてるジョナサンの脳裏に突然子供の頃、回想シーンが！！！
大人の男達を見て何故か股間を膨らませている子供ジョナサン「そうだ･･･あとの時、自分の男根がエレクトしていた…」そして子供ジョナサンオナニー！！ショタ方面もしっかり押さえてるよ！！
回想から戻ったジョナサンの目の前に子供時代に妄想し欲情した、理想のたくましい肉体のレナードが！！
言葉こそは交わさないまでも互いに恋に落ちる2人。

頑固で上官に屈しないジョナサンはついにゲヘヘオヤジ上官達に犯されちゃうんですが～～フェラ→挿入→2人がかりで上のお口と下のお口で犯されまくり～（かなりエロいぞ、頑張ってるぞ！）そこにパッキン王子様レナードが登場！！！
ナイフで相手のちん●切って助けてくれます（他に助けようはなかったんか･･･ちん●切り）
上官に反抗した罪で、愛しのレナードは最も危険な戦争の最前線へ送られちゃいます。
愛し合うのに引き離される2人～～～～～。そこでレナードはジョナサンに形見代わりに渡すのがちん●ナイフ、何でやねーん！他にあるだろ！！
「今生の思い出に一夜をくれないか…」レナードの言葉に頷き結ばれる2人～～天野正道さん作曲の音楽も壮大だぞ、金かかってんなーー！！体位はバッグ→正常位、子安さん喘ぎが聴けます！！！
エコー付き喘ぎですよ！！！今や天然記念物の子安さん受喘ぎ！
その時にレナードは、ジョナサンにもし自分が敵に捕らわれていたら、その時はお前が自分を殺してくれと頼むです（敵は人間を取り込んで同化させちゃうので。そうなると己の意志もなくなっちゃってもう人間には戻れないのねん･･･）

その後、再び2人が巡り会った時のレナードは敵と同化していました…、予想はしてたけどやっぱ、せ、切ない。
ジョナサンは己の心臓をえぐられる想いで愛しのレナードをナイフで刺し殺すんですが･･･おい、そのナイフは以前レナードが上官オヤジのちん●切ったナイフじゃないか！！！！まあ2人の思い出のナイフなんだろうが、ちん●ナイフってさーー。もっと他にあるだろ！軍人なんだからさー武器いっぱい持ってるでしょーー！！
でもそのちん●ナイフをレナードに刺し命を奪うジョナサン･･･。せっかくの良いシーンなのに！！！
形が変わってしまったとはいえ愛する人の命をこの手で奪った痛み･･･切なく悲しい場面です。
ただ殺したのはちん●ナイフでだけどな！
そんな悲恋話の後ろで、戦争自体は新たな局面を見せているらしくこれから何か起こるっぽいぞーーっていうのといかにもなんかありそーな美形が出てきたとこで終了～～～。でも続編は出ないぞ！！

見る機会があるのなら、一見の価値はあると思います。
96年にこんなレベル高いSFゲイアニメが作られていたってのは今も驚きです、予算もおそらく相当かかってます、よく企画通ったなー。
まさに伝説！！！（ババーン！！）のアニメです。可能なら腐友達集めてお茶の間上映会で見るのが正しい見方かと思われます、ツッコミ所とかあって大盛り上がり事間違い無し！！

※注意：ビデオ版は「X(成人指定版)45分」と「R（通常版)35分」の2種類あるから要注意。もちろん見るならX版で！！！