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これはBLゲーム史上、最も耽美なゲームでございます☆
美しいだけ? いえいえ、滅相もない…その中身がまた、格別の仕事ぶりでして☆
ただしっ、最初にこれだけは言っておきましょう!
このゲーム…あらゆる古さにひるまない順応力と、
長丁場にヘタレない根気が無ければアウトです…ゆめお忘れなく!!
舞台は昭和初期のとある学校…
自分を凌辱した犯人を手探りで探す美青年が、
彼を取り巻く妖しい人々と共に事件の真相に迫ります。
そして物語は…壮絶な狂気の、哀しい愛の結末へと向かいますが…!
このシナリオ、噂に違わぬ…BLゲーム史上最高のゴッドハンドでした。
ストーリーの整合性は、寸分の狂いも無い精密機械を見るようです。
古き良き時代の言い回しも、文章に綺麗さも、鳥肌が立つくらいにお見事!
ええ…犯人なら、もう最初からおわかりでしょう?
なのに…それでも解からないんですよ、そこに至った真相心理の心の淵が!
(↑これは最後まで進めた人のみ知りえます、言わばご褒美☆)
え、オープニングが大昔のサスペンスドラマみたいですって?
…だって、こうじゃなければ表現できないのよ、江戸川乱歩的・耽美な推理物はね。
今時あり得ない…睫毛過多のグラフィックですって?
ええ、昔から麗人は睫毛が多いんです…高畠華宵然りです☆
凌辱ルートがカットされて、キス止まりなのが淋しいですか??
…いけませんねぇ…恋というのは「秘すれば花」と言いますよっ(笑)
ナニがあったか無かったか…淑女たるもの、語るに落ちてはいけません。
(ことアレに関して)是とも非とも答えず、艶然と微笑むようなシナリオは、だから正しい!
おっと…忘れちゃいけません、追加された義弟との愛のルートですが…
これなんか…究極の気骨あるプラトニックラヴでしたよ☆
(↑一見の価値、ありますよ!)
長い…長すぎる…ですって?
それはそうでしょうとも! だって総リバですから、思う以上の長丁場はお覚悟を!
ところで…このゲーム、お話を進めるに当たっては、
「攻のカードを受のカードに重ねる」のが基本です。
(↑この行為が1番エロティックに思えました、私。)
どこまでも秘すれば花…花のようなカードゲームなのです☆
そういえばこのお話、随所で花がキーワードのように登場します。
(満開の桜の下とか、薔薇の下に秘密を埋めるとか…
こういう物語に触れたとき、優雅じゃない現代人な私は、
ちょっとばかり後ろめたくなってきます…。
主人公の青年ほどに花に関心を持てない自分は、
女として…けっこうヤバいんじゃないかな~ってねwww)
だからやっぱり、春爛漫の桜の頃に、プレイするのをお薦めしますよ☆
順応力&根気を片手に、さあ始めましょう!
最後にこれだけは言っておかなきゃね…月村教授役の一条氏のお声☆
吐息の漏れる声で「愛している」とは…絶世の佳人でありました(うっとり☆)
PC版・PS2版・PSP版とこのゲームはすべて所持していますが、PS2版を一番よくプレイします。
カップリングの自由度がとても高いゲームです。
一部キャラを除けば、好きなキャラ同士をくっつけられるし、受け攻めも自由自在。萌え傾向がマイナーな人でも、これだけのカップリングを作れるならきっと好きなカップルが見つかると思います。
自由自在にカップリングできないのは、主人公があつい信頼を寄せている月村教授と、主人公の弟である誠司のみです。この二人は主人公・要としかカップリングできません。他のキャラクターは、攻めにしたいキャラのカードを受けにしたいキャラのカードに重ねることで、プレイヤー好みのカップルを見ることができます。
そんなにカプが多いんじゃ、展開が金太郎飴だったり、手抜きなルートもあるんじゃない?と危惧される方もいるかと思いますが、それぞれのカプがそれぞれ違う過程を経てストーリーが進んでいきます。同じキャラでも、相手にしたキャラが違えば、ストーリーは全然違います。そのためボリューム抜群です。
犯人はわかりやすいですが、どうしてあんなことをしたのかが気になるし、山場の犯人との直接対決シーンは臨場感があって引き込まれました。
PS2から追加になった誠司ルートが大好きです。
山場終わりのシーン、他のキャラとだとキスシーンのCGが出るところで、誠司は兄弟というためか、キスではなく誠司が要に縋り付くようなCGが出るのですが、これがキスシーンよりも萌えます。誠司の気持ちがすごく伝わってくる感じで、キュンときてしまいました。
好きなカップリングを作れるということで、攻略キャラ同士をくっつけることもできます。サブカップルですが、主人公カプに負けない完成度でどれも見逃せません。
私が特に気に入っているのは、腺病質な優等生を装っているけど実はけっこういい性格をしていてサボタージュの常連である金子光伸と、不器用だけどとても懐の広い、主人公である要に密かな想いを寄せている土田憲実のカップルです。
金子が「こんな男と一緒にするな!」と言うシーンがあるのですが、てっきり言葉通りの意味かと思っていたら、そこにはもうちょっと複雑な心境があって…ここはぜひ実際にプレイしてみてほしいです。
他にも素敵なサブカップルがたくさん見られます。たとえば、小説家・水川抱月と、彼が抱月だと知らない抱月ファンの金子のカップルや、過去のトラウマから性的なことが潔癖なまでに嫌いな少年・あずさと、小説を通してトラウマを昇華させる小説家・抱月のカップルや、性格が悪い者同士のやりとりがおもしろい金子と真弓のカップル、などなど…他にもいろんなカップルを見ることができます!
要との主人公カップルも、要が一見女々しい見た目をしているけど実は芯が強いキャラなので、見応えのあるストーリーになっています。
シナリオの完成度が高くて、カップリングの自由度が高いゲームをお求めの人には、とてもおすすめです。
まさに神作品。
こんなに素晴らしいシナリオには出逢った事がありません。
他の方が詳しく書かれているので割愛しますが、名作のたぐいです。
同じライターさんの神学校もシナリオ好評価の名作認定されていますが、薔薇ノ木には及びません。
本当に面白いです。
ただ、惜しむらくは古すぎて手に入らない事。
PC版プレミア価格は1万後半~3万弱のようです。
psp版も提供もとのクィンロゼさんが倒産しているので^^;
もうどうにもこうにも^^;
最近流行りのVita版全年齢ではなく、PC版で総括して復刻してほしい1番の作品です。
ここまで評価が高ければそのうち…きっと…と思いたいです。
『薔薇ノ木ニ薔薇の花咲ク』はBLゲーム史上初、
全てのキャラクター(一人をのぞく)をカップリングにすることが
出来るエポック・メイキングな作品。
それを可能にしたのはキャラクターの作り込みの深さ。
PC版、ファンディスク、PS2版を全て購入しましたけれど何か?
ボリュームは充分、謎解き要素はまぁ、…見所はそこじゃないしね!
昭和初期の空気をよく再現している、細かいところにまで目配りの
行き届いているシナリオこそ今作を不朽の名作たらしめている。
何度もプレイしたくなるBLゲームってそうそうありません。
PC版では、陵辱ルートと純愛ルートに大別されるものの、
PS2版では純愛ルートのみ。 大幅にカットされてはいるものの、
追加要素もありますし、まずPS2版から入って
相性がよければPC版をプレイされることをおすすめします。
こちらの最大の売りは誠二ルートの追加!!!!
スレ違う義理の兄弟は好きですか? 私は大好きです…!
初めは、ボタンのかけ違いだった。
あんなに大好きだったのに…。 いつもその背を追っていたのに。
どうしてこんなにも遠ざかってしまったんだろう?? な兄弟が愛しい。
妾の子として不遇を強いられている出来の良い兄と、
兄を慕いながらもお互いの境遇から次第にキツく当たりはじめる弟。
あにおとうと属性があるのなら特攻して損なし。
また、狂気に至る愛が大好物のあなたにも。
少女マンガ24年組が好きなひとにも…ええいっ
皆におすすめだー! 面白いですよ~。