てんてん
hanakage inou no honoo to sakura no kimi
本品は『花影 異能の炎と桜の君』のコミコミ特典小冊子です。
紫陽花の季節のお話です。
数日前、
律は燦に紫陽花が見事な寺に誘われます。
逢瀬の誘いを快諾して当日を迎えた律でしたが
本番所まで迎えに来てくれた燦と連れ立って
町を出たところで雨が降りだします。
振らずにすむかと思っていた律は溜息をつきますが
傘を調達したほうが良いほど強くなってきて
傘屋を探すと・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームにて紫陽花を見に行くお話です。
見つけた店には番傘や蛇の目傘が並べられていて
例外なく安価なのは中古の骨に
新しい紙を貼ったもののようです。
燦が番傘を2つ頼むと「二つでいいのかい?」と返され
律は3人目が見えるのかと冗談めかすと
京利の若者の間で相笠が流行っている事を指したようで
短期間で律と燦の関係性を見抜いた店主に
畏敬の念さえ抱きそうになり・・・と続くお話は
コミカルながらもしっとりな感じな流れです。
2本買った2人ですが
ある事情で相傘することになる幕引きまで
ラブラブな2人を楽しませて頂きました♪