ぱるりろん
only talk
本編がとても面白くて気に入ったので、有償特典小冊子付きを買っておいて本当に良かったと心から過去の自分に感謝しました。
志村先生のマンガ3ページ(テーマ:NG仕事)と、一穂先生のSSが5ページです。読めてしあわせです。
NG仕事の内容はネタばらしも甚だしいので詳しく書けませんが、飯田さんのNG仕事についてです。小峰くんの反応がガチで受けました。
SSの方はですね、少し語ります。
もとより一穂先生の小説(一般文芸の方)で「パラソルでパラシュート」というお笑いの世界を舞台にした作品がとても好きなのです。
「オンリー・トーク」の小説版が読みたいとすごく思っていました。そこへ来てのこのSS。嬉しくないはずが無いのです。
SSの内容は、飯田と小峰のLINE→電話のやりとり、劇場での青井さんと小峰のやりとり、飯田と小峰のおうちデート。
なんて盛りだくさんなんだ! 本当にありがとうございます。
まずのっけから個人的にノックアウトされたのが、小説は三人称で書かれていたのですが地の文では塔と彰良だったことです。小峰と飯田ではなかったことです。
衝撃でした。なぜなら本編では二人とも苗字以外で呼ばれていなかったからです。
いや、勿論科白では、本編と同じですよ。「小峰」と「飯田さん」ですよ。勿論勿論勿論。これは地の文のお話です。
ほんとにびっくりしました。想像もしていなかった。
そして、小説だと会話がやたらに生っぽい。覗き見感が半端ないです。なんだろう、なんでこんなに背徳感があるんだろう。
青井さんもマンガよりも小説の方が、女子ーーって感じがします。不思議です。悩んでいる青井さん、撫でくりまわしたくなります。
というわけで、番外編SSをスルメのように噛みしめて幸せいっぱいになりました。本編とセットでなくても大丈夫な物ですが、本編を気に入った方で一穂先生のファンの方には是非にこのSSを味わってもらいたい気持ちです。
今回の志村先生と一穂先生の合作は最高でした..。
そして一穂先生のSSが入ってる特典楽しみにしておりました!
一穂ミチ先生のショートストーリーは濃厚で重要なものが多く必読だと思っております。
5ページですが先生の世界観が詰まってました。
志村先生の漫画は「NG出演」について。
かわいい飯田、萌える小峰が見られます。
一穂先生の小説の文書は彰良と塔、下の名前で書かれています。(呼び合うのは苗字)良き..!
本編のその後のお話。
小峰の生活は以前とあまり変わらず、TOMで優勝した青嵐の2人はひな壇芸人になっていくというのがとてもリアルです。
毬子をフォローする飯田を羨ましい気持ちもありながら、やはりかっこいいと認める小峰。
愛しい推しの前だとガチガチに緊張してる小峰は漫画を思い起こさせて愛しかったです。
飯田のフォローで小峰を想う気持ちも伝わってきてじんわりきます。
漫画と小説のマリアージュ、ぜひみなさんにも味わっていただきたいです!