てんてん
shinimodori no omega kishi to butouha osananajimi ha kudaranai ummei wo kechirashitai
本品は『死に戻りのオメガ騎士と武闘派幼なじみは・・・』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編幕間、結婚式の日のお話です。
ブリッツとレーゲンが教会で式を挙げた今
教会の中庭ではガーデンパーティーが行われています。
ブリッツの隣で生涯の伴侶となったレーゲンは
赤茶色の綺麗な髪を右側だけアップし
シルクのシャツにベルベット木地の上着をまとった
フォーマル姿でいつも以上に美しく
ブリッツは15年も一緒にいるのに
見飽きるどころかうっかり見惚れてしまい
なんだか艶敷く気持ちになります。
ついでに今夜この男のうなじを自分のものにできるのだ
と考えるとプレゼントを前にした子供のように
そわそわしてしまってさらに悔しくなります。
2人の上着の襟にはマハト王から
瘴気問題解決の貢献者への感謝として贈られた
王家のコレクションであるラベルピンが輝いていますが
孤児院の医院長夫妻とメルクがこちらを窺う様子に
レーゲンがブリッツの前を横切ろうとして
長い髪を絡めてしまいます。
謝るレーゲンの髪にブリッツが触れると
周りで祝ってくれていた騎士団の仲間達が一斉に
前に手を突き出して制止しようとするポーズで
固まって!?
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにてブリッツ視点本編裏事情的なお話です。
彼らの様子を訝しく思いながらも
ラベルピンを外してレーゲンの髪を丁寧に解いて
襟に着けなおしたブリッツが周囲を睨むと
主に中隊の部下たちが
ブリッツがレーゲンの髪を引き千切るか!?と
ラベルピンを粉砕するのでは!?と思ったと謝ってきますが
レーゲンはブリッツは意外と
デリケートなものの扱いが上手いと言いますが
ブリッツにしたらレーゲンこそ
複雑で繊細で面倒なものの筆頭なのですね(笑)
そして孤児院院長夫妻に昔のいろいろを暴露されるのですが
ブリッツは開き直っていくのに対して
レーゲンが恥ずかしさの極致に向かっていく対比が
とても楽しかったです (^-^)/