てんてん
toaru maou to yuusha no seiryaku kekkon nitsuite no kiroku
本品は『とある魔王と勇者の政略結婚についての記録』の
コミコミスタジオ特典小冊子になります。
本編後、ロイの悩みについてのお話です。
孤独な王だったロイに寄り添い続け
ついには呪いからも解放したラインハルトの献身的な姿勢は
式を終えて穏やかな生活を送れるようになった今でも
継続しています。
そんな彼にロイも何か返したいと思って訊ねたら
ラインハルトに欲しいと言われて買い求めた木苺で
ロイが食べたいと言っていたパイを作られてしまい
アリシアとクレインに相談を持ち掛ける事にします。
彼らは手紙を受け取った数日後には魔国に駆けつけてくれ
友人としてロイの悩みを真剣に受け止めてくれて
早速悩みを打ち明けますが・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁の
ボリュームにてロイが贈り物をするお話です。
ラインハルトの欲しそうなものを
菓子の材料とか調理器具以外を望まれますが
2人にはラインハルトは菓子作りが趣味で
食べさせることを喜ぶ男なのだから
何も気にしなくていいと言われますが
もらったままと言うのが嫌なのです。
尽くされる側にもいろいろあるようで
ロイの悶々が楽しいお話です。
妻最終的には2人の言葉から良い贈り物を思い付き
ラインハルトにも喜ばれる幕引きで
甘々な惚気話ともいえるお話でした♪