『獣狂いの王子様』コミコミスタジオ特典小冊子

獣愛が深すぎて

本品は『獣狂いの王子様』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

王宮に猫獣人の宝石商がきた日のお話です。

本日の午前中、
珍しい宝石が入ったと知らせてきた宝石商がやってきました。

ニアノールは宝石類には興味がなく
買う、買わないはアルエードや他に立ち会う使用人に
一任するほどなので

ニアノールが宝石商を呼んだのは
猫獣人の宝石商は宝石がとても好きで
宝石について話すかわいい姿をただ愛でたいだけだと
思っていたのですが

宝石商が帰った後、
ニアノールは嬉しそうに何かをもって
コレクションの入ったケースを開けているを見た
アルエードは顔が引き攣ってしまい･･･

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁の
ボリュームにてニアノールの趣味に関する小話です。

ニアノールは「すっごく珍しいんだよ」と
拾ったという宝石商のヒゲを手にして興奮気味に
新しい備を用意していたのです。

宝石商は話に夢中になって興奮した際に獣化していて
ニアノールはその時にヒゲが落ちた事に気づいたものの
宝石商は気づかなかったらしく

「彼が気づいたら捨てられてしまうとハラハラしたよ」
と素晴らしいほどの笑顔でいう主人に
アルエードは頭が痛くなってしまいます。

アルエードはニアノールの獣愛を止められないとは
承知していているもののくれぐれもばれないようにと
くぎを刺すのですが

ニアノールには"純粋な愛"であるため全く刺さらず
嬉々としてコレクションの説明をし続けるという
ニアノールの獣愛が炸裂する小話でした。

何を言っても処置なしのニアノールなのですが
レンウォールがやってきての幕引きなので
その後は確実にお仕置きタイムだろうと思うと
ニマニマしてしまいました　(^m^)