てんてん
keikoku no binan wo tasuketara ummei ga kawatta hanashi
本品は『傾国の美男を助けたら運命が変わった話』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、2人の結婚後のお話です。
王国の法に則ったものではないものの
シエルはレアンと結婚式を挙げて晴れて夫夫となります。
結婚を機にシエルは2人の時間を増やすために
舞人としての仕事を減らしますが
レアンは以前と変わらず、シエルが思っていたような
ラブラブな新婚さん生活を送れないでいました。
愛を交わすのもいつもシエルからの誘いで
レアンから求められたことがなく
求められるまで我慢しようとしたら
2週間たっても普通に触れてきたりはするものの
軽いキス止まりなのです。
頼りになりそうなカイエンは遠くにいて頼れず
相談できそうな相手を求めてロックの家に向かうと・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁2段組の
大ボリュームにてシエル視点での後日談になります。
ロックの家でドアを開けてくれたのはエドワードで
手土産にケーキを渡すと
甘党のエドワードは即お茶を入れてくれますが
飲み終わってもなかなか本題に入れません。
覚悟を決めたシエルが
やんわりとレアンから誘われたいと言い出すと
エドワードが茶を吹く大惨事になりつつも
リアンは鈍いから直接言えという
参考にならないアドバイスをされてしまいます。
そこに帰ってきたロックに結婚祝いだと
ある物をもらったシエルは一計を案じて本願を果たす
・・・というコミカルなお話でした。
シエルの希望は至極普通のことですが
恋人同士でも、夫夫でも言い出すのは難しくもあり
それゆえに楽しい小話でした (^-^)/