てんてん
ochikobore omega to ichizuna kishino dekiai kekkon
本品は『落ちこぼれオメガと一途な騎士の溺愛結婚』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編幕間、
セノが近衛隊の寮で暮らし始めたことで起こるいろいろです。
イルドネが2人分の食事をもらいに食堂に行くと
年上の同僚から「黒髪オメガはお前の番か」と聞かれます。
詰所のところで警備隊と話していたのを見たらしく
イルネドはセノが毎回職質されている可能性に思い至り
思わず頭に手をやってしまいます。
セノは嫌なことがあっても
いちいちイルネドに言わないだろうし
ただ笑って流していそうでイルネドは
気づかなかった自分に歯がゆくなります。
もっとずっと年上だったら
セノは甘えて何でも言ったくれたかもしれないのに
と歯がゆくなります。
2人分の昼食をもらうと急いで寮の部屋に帰りますが
セノは散歩に行くとの書き置きがあり・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁2段組での
大ボリュームにてイルネドがヤキモキするお話です。
しばし部屋で腕立て伏せなんかしてみたイルネドですが
心配でたまらなくなって部屋を飛び出します。
そしてセノの匂いをたどって詰所の脇で
警備隊と話すセノを発見、彼が警備兵に何を配っていて
うらやましくなって声もかけずに部屋に引き返すのですよ。
最初はほのぼのした雰囲気だったのに
イルネドが一生懸命すぎて悲壮感まで出てきてたのですが
本当はセノに引っ付いて歩き回りたいのね♪って感じが
結構Myツボで楽しかったです (^-^)/
好かれるほうは
度量が大きくないと大変そうですけどね(笑)
本編の中で、イルネドがセノに対して「買収はやめてください」と告げるシーンがありましたが、その前辺りのイルネド視点のお話。
セノ視点でも、イルネドの溺愛っぷりははなまるでしたが、やはり攻様視点の、攻様の気持ちがダダ漏れのお話はいいですわ~(≧▽≦)
ワンコ並の嗅覚でセノの匂いを辿り、セノが警備兵と笑顔で話をして、何か食べ物らしきものを渡しているのを目撃してしまうイルネド。
”いいなぁ”って2回も言ってる(^_^;
魅力的なのに自覚がないセノがイルネドは心配でならない。
周りに牽制しなくては、とやるべき事を確認して、己を鼓舞するイルネドに、なるほど~こんな思考回路を経てああなったのかぁ、と納得。
微笑ましくて、応援するよ!と思うお話でした(*ˊᵕˋ*)