てんてん
tenijuusha ha chi to ken de maryokunashi ouji ni ai o chikau
本品は『転移従者は血と剣で魔力なし王子に愛を誓う』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、リュミエナードが辺境伯領の視察をするお話です。
冬が終わって山々雪が解けたころ
リュミエナードはグレイナス以下数人の側近と騎士団を伴い
辺境伯領を訪れることになります。
国防を担う辺境領警備兵の慰問や修繕工事の視察など
旅程は十数日に及びますが
旅団を組んでの施設遠征では休みでも宿営地内で
のんびりするくらいで外出は許可されていません。
また街をあげて王太子を歓迎してくれた市民に
恩返しの意味を兼ねて辺境伯の許可を得て
騎士たちが街に出ることを許可するのですが・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁2段組での
大ボリュームにて辺境伯領でのお話です。
翌朝、リュミエナードは朝というには
遅い時間に目補覚ましてしまい、
慌ててグレイナスを呼ぶことになります。
ところがやってきたグレイナスは落ち着いていて
昨日市街に出た騎士達がリュミエナードのことを
話したことで予定が変更になっていたのです。
その結果、
リュミエナードはグレイナスと思い出の場所を訪れ
楽しい一時を過している様を楽しませて頂きました。
グレイナスの兄の辺境伯にとっては
かなり予想がの出来事だったかもですが
リュミエナールが民に慕われる様子が感じられる
小話でした。