てんてん
tsunndere taishi to ai no nai konin
本品は『傲嬌太子と愛のない婚姻』のアマゾン特典ペーパーです。
月季と神獣・天禄との出会いのお話です。
天帝の第一皇子である月季は先日太子に封じられた戦神です。
貔貅は霊力でできた檻の外から
「こいつにしよう」と告げたやや不遜な顔つきの男神が
いつだったか軍営で指揮を執っていたと気づきます。
名がないと知ると「天禄と呼ぼう」と言って
一瞬で封印の錠を解き、檻の扉を開けてしまいました。
天界の巡視以外で檻から引き出されたことは
騎乗として使われるという事なのかと思われますが
天の太子が貔貅に騎乗としてまで
一体どこに行くつもりなのかわかりません。
見るからに傲慢そうな太子に無茶な扱いをされたら
振り落してやろうと思う天禄でしたが・・・
A4サイズ両面にて天禄視点での小話になります。
月季に従う貔貅との出会いですが
神獣と対等な関係であろうとする
月季の矜持が天禄の胸を打つ様子が良かったです。
異母弟の紅琰との出会いも描かれていて
連理とはわりとすぐに気安くなったのに
紅炎とは初っ端から犬猿な仲ぽいのも面白かったです。