てんてん
meshitsukai sama no bunzai de
本品は『召し使い様の分際で』の
フェア店舗特典イラストカードになります。
表面は中扉モノクロイラストで裏面に本編後の番外SS
アーネストの従僕・白銅視点の小話を収録しています。
白銅は櫟丸家の5人兄弟の3番目として生まれます。
姉と兄、弟、妹に挟まれて白銅は服も物もおさがりだし
他の兄弟に比べて小柄なために2歳違いの妹とそう変わらず
同じ年頃の子供達と比べても勉強は頑張れても
喧嘩をしても明らかに手を抜かれる状況は不甲斐なく
悔しくてたまりませんでした。
そんな中神殿の奉仕活動として王城の雑用をしていて
宰相を通じて双子王子の目に留まり
エルバータの元皇子の侍従の話が持ち掛けられ・・・
ポスカサイズカードの三段組で
白銅からみたアーネストついての番外編になります。
最初は乗り気でなかった白銅ですが
こっそりのぞいた講和会議にて元皇子が
はかなげな見た目と違い醍牙の臣下や双子王子に
臆すことなく対峙する姿に強く惹かれます。
そして白銅はチビでも腕力がなくても支えは
ないよりあった方が良いはずとアーネストの侍従となる
・・・という本編では語られにくい裏事情を知れる短編で
アーネストにとっても白銅にとっても
2人の出会いはとても良いものだったと思われて
面白かったです。