はるのさくら
Chara BIRTHDAY FAIR 2023
尾上与一先生「花降る王子の婚礼」より『花降る王子と小さき花』
魔力を使いつつ身体を維持しようとした結果、小さくなってしまったリディル。
グシオンの愛が嬉しい。
何度も惚れ直す( ´∀`)
苦労してそうなカルカも想像して笑いがにじんだり。
やはりリディル達のお話は大好きです。
菅野彰先生「毎日晴天!」より『新担当はひとりで踊る』
結果、ひとりで大騒ぎしていた新担当さん。
六青みつみ先生「鳴けない小鳥と贖いの王」より『沈黙は金、雄弁は犬も食わない』
ルルの元カレと再会して初めて嫉妬の感情を知るクラウス。
読もうかと思いつつも、皆さんのレビューを見て、クラウスが好きになれるか微妙だなぁ、とまだ手を出せてないんですよね…。
以下3編収録。1が秀逸。少なくとも1分は笑い、最後はぐぐっと胸に迫るものがあり、素晴らしい。花降る王子シリーズが好きだった方は是非ゲットしていただきたいいです。
1.花降る王妃と小さき花「花降る王子の婚礼」番外編 尾上与一先生
王城の西にある町が小競り合いの場となってしまい、ばらまかれた呪いの
後始末にリディルは躍起になっています。魔力の限界が近いと感じられた
リディルは必死に身体を維持しようと頑張るのですが・・・という内容。
いや、頑張ったんだけど、ちょっと間に合わずちっこくなった訳なんですが
頑張って元のサイズに戻ろうとして「ぶよぶよ」な人間になるんです。
ここがおかしい、最高、絶対1分は笑った。
それともう一つ、大切にしたいところが最後に。
リディルを大変な目に遭わせてしまったので、グシオンは反省しきり、しょげしょげ。
しばらくして帰ってきたら「元気です!」と息巻くちっこいリディルに、そっと
あるものを差し出すんですようーーーーーーーーーー泣けるーーーーーーーー
あんさん、そんなにええ人やったかいのー?と改めてジワった私でした。
2.新担当はひとりで踊る「毎日晴天!」番外編 菅野彰先生
秀の新担当久賀が、あわあわ走ってきて秀を探して言うことには
「秀の猛烈なファンが竜王町に来ている!」とのことで・・というお話。
なるほどな、カバーにある著者近影って「盛ってる」のね・・
3.沈黙は金、雄弁は犬も食わない「鳴けない小鳥と贖いの王」番外編 六青みつみ先生
翼神誕生記念祭でにぎわう街をお忍びで歩く二人でしたが、偶然ダリウスと
再会し!というお話。
まああんたがなんやかんや言える権利はないわな、クラウス。と思ったお話でした。
クラウス嫌いだから。