てんてん
kyuuketuki ha bejitarian 2
本品は『吸血鬼はベジタリアン2』のコミコミ特典小冊子です。
本編幕間、オーモンド公爵令嬢視点のお話です。
ヴァンを怒らせてしまったレディ・オーモンドは
謝罪をしようと深夜に彼らの部屋を訪れますが、
母親の叱責の声に慌てて部屋から離れます。
しかしながらそれは母の叱責に驚いたからではなく
客人の耳に届いたであろうことを恥じたのです。
花婿候補を探す年齢に達していながら
母親に叱られるなんてあまりにも恥ずかしい。
ベルモア侯爵のことを考えていると目が冴えたレディは
眠るのを諦めて月光が降り注ぐ窓へに近づき、
恋が生れた庭園に視線を投じ・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁の
ボリュームにてヴァン達と関わった公爵令嬢のお話です。
庭園の上空で開かれていた舞踏会を見てしまい
自分が恋した人が人ではなかったことを知り
2度と普通の恋はできないだろうと悟り
爵位を継承しながらも生涯独身を貫く
・・・というヴァンと関わった事で
人生が変わった症状のお話でした。
長く生きたヴァンに関わった人物達の中には
人生を変えた人はいたのだろうなと面白かったです。