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kishi ouji wa tsuki no shita de ai wo sasayakku
王都から砦へ戻ってきたリシュカとヴィル一行。町の住民たちが集まって祝福の嵐です。
宴の用意もしてあり、皆で食事や酒を楽しむことに。
リシュカもすっかり皆に受け入れられて。
宴でも酒を飲まないリシュカ。祖国で酒に酔って醜態を晒す貴族たちを見てきて、見苦しく思ってきたリシュカは自分はああなりたくないと飲まないことにしていて。
するとヴィルがそれならと蜂蜜漬けの果実を口にあ〜んして入れてくれて。ついでにリシュカの舌をつかんでなにやら色っぽい感じ…。
もう一口とあ〜んされて…。
ヴィルが側近から目の毒だからとたしなめられると、初夜だからこれでお暇するよなんて言って。恥ずかしさにいたたまれないリシュカでした。