てんてん
hyakkaou no keibou shinan
本品は『百華王の閨房指南』のアマゾン特典ペーパーです。
本編後、紅炎が魔界に嫁して数百年後のお話です。
紅炎は今でも数日に1度展開に戻り
精華宮の花を世話をしますが
それ以外の日は冬柏が内裏を担っています。
今までそれで問題が起こった事は有りませんでしたが
ある日、取り次ぎも待たずに冬柏が
紅炎の寝室に飛び込きます。
精華宮の二殿下の牡丹が変なんです!
花がないんです
冬柏は異常を察知して
すぐに天界から飛んで来たらしく・・・
B5サイズ両面にて
精華宮の紅炎の花に変化が起こるお話です。
元神の紅牡丹が枯れたのかと黒燕が問いますが
昨日までは咲いていたのに今朝から変化したと言い
ますます訳がわかりません。
紅炎と黒燕が精華宮に赴くと天后が先に到着しており
天后は優しく微笑んで「おめでとう」と2人に告げます。
黒燕はきょとんとしたままでしたが
件の牡丹を見た紅炎は全てを理解して
苦笑いをしてしまいます。
紅炎の牡丹はひとつに1人の赤子を宿して
5つの筴を抱いていたのです。
魔族と天族の間に子が産まれた例はなく
紅炎には初めてで未知の事ですが
黒燕は早くも名を考えなければと待ち遠しそうです。
そして知らせをきいたらしい月季が現れると
無事に生まれるまで守って欲しいと望み
子供達が天族と魔族の架け橋となってくれるだろう
未来へと想いを馳せる
・・・という少し未来、
ずっと未来へと希望をつなぐ小話でした。
紅炎の兄との関係だけでなく
広く魔族と天族の未来を変える存在に
さらなる幸せを運んでくれるといいなと思いました。
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店舗特典は紅炎の式に関する小話です。