てんてん
hyakkaou no keibou shinan
本品は『百華王の閨房指南』のフェア店特典ペーパーです。
本編後、紅炎が月季を訪れるお話です。
その日、挙式を控えた紅炎は
黒燕を伴い、月季の元を訪れています。
月季は今一番見たくなかった光景を
視界に入れる事となり、不満でいっぱいになります。
長い間、弟の多情ぶりを見て見ぬふりをしてきたのは
彼が誰かを本気で愛する事がなかったからなのに
彼が選んだのは自分と同じ男の体を持つ邪な神なのです。
月季は紅炎が
式への臨席を願っている事を知っていましたが
月季にはその気はなく・・・
B5サイズ片面にて月季視点での後日談になります。
月季は自らが紅炎に望んだような愛を
紅炎から寄せられる事はないと知っていても
認められずにいたのです。
紅炎はそんな兄の想いを知りつつも
月季は自分にとってかけがえのない兄なのだと訴え
月季の心を動かす
・・・という切ない小話でした。
何度も命を狙われていても兄を憎めない紅炎に
月季が折れた感じですかね。
本編での兄弟間のモヤモヤを
少しは解消してくれるお話でしたが
黒燕の気持ちの方がわかるなぁ。
※他店舗特典(レビュー済)
アマゾン特典は精華宮の紅炎の花についてのお話です。
本編で気になっていた受けお兄ちゃんの月季。その方視点のお話でした。気になっていたところを書いていただいて嬉しかったのでも萌にしました。こじれた感情の兄が気になるかもと思う方は、頑張ってこちら付きで売っているところをお探しになられてはと思います。
本編後、受け兄を訪ねた攻め受け。「式に参加してほしい」というお願いに来たのですが「参加しない」とけんもほろろに断ろうとし・・・というお話。
孤独だった故に弟を大事に思った兄と、その兄をずっと兄として慕いつづけた弟の感情。それをなんとか昇華させようと、頑張ってぐっと飲みこむお兄ちゃんが良かったです。お兄ちゃんにも幸せを!と思うパターンのお話です!