てんてん
本品は『白の九尾は月影の皇子に恋う」の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、新婚の儀から2年後のお話です。
紫春が涼月宮にある自室に入ろうとすると
薄く開いた扉の隙間から部屋にいるはずのない人の
声が聞こえてきます。
翠蘭をあやしている人は現在
皇城にて公務に当たっているはずの紫春の伴侶
季貴のものでしたが
「翠蘭が一番可愛い」と愛を語る傍から
「いや、待て。翠蘭が一番なら紫春はどうなる?」
と焦りを滲ませた問答を始めて・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラスト)12頁にて
季貴の親バカぶりが楽しい小話になります。
季貴が冗談などそうそう口にしない男で
何よりも鹿健そのものに聞こえる声に
紫春は1人で顔を赤らめます。
耐えられなくなった紫春は扉を開けて
季貴に詰め寄っている所に
櫂染が現れてスッタモンダする小話なのですが
子供が生まれても季貴の紫春愛は
留まるところを知らないばかりか
愛娘愛も加わって天井知らず!!
とってもほのぼの&ラブラブな小話で
とっても良かったです。
本編から2年たった後の幸せ話でした。本編購入予定で、ほのぼのあまんあまん大好物な方にはめちゃんこおススメです。
++
涼月宮の自室に入ろうとした紫春ですが、室内から「翠嵐、翠嵐は可愛いな」という李貴の声が聞こえてきます。二人の間に生まれた娘、翠嵐をあやしているようですが、今はまだ公務に当たっているはずの時間で・・・という内容。
いやそりゃあんなに紫春好き好き大王だった攻めさん。二人の間に子供、しかも娘が生まれたんなら、そりゃそうなるわなと思う溺愛のご様子。崖っぷちだった状況から脱して、少しは人に任せられる部分が出てきたとのことで良かったです。
お子様ちっこい時間はあっという間に過ぎちゃうもの。二人で十分愛でてくださいな!お幸せに(⋈◍>◡<◍)。✧♡と思う小編でした。