てんてん
tensei shitara seijo ja naku kishi koushaku no nisekoibito ni narimashita
本品は『転生したら聖女じゃ士侯なく、騎爵の偽恋人・・・』
の初版限定挟込ペーパーです。
本編後、唱がデューイの偽恋人から
伴侶になって数週間後のお話になります。
この世界では同性でも伴侶として認められていますが
唱は伴侶の証について悩みがありました。
異性の場合は指輪、同性の場合は腕輪をはめますが
左手に嵌めた幅1センチくらいの美しい腕輪は
デューイがただの恋人ではなく
結婚しているという証なのですが・・・
B6サイズ横長片面2段組の番外編は
唱のある悩みについての小話です♪
風呂上りで部屋に入ってきたデューイは
唱が手を見ていた事が気になったようで問われますが
くだらない悩みなので口にできません。
それでも知りたいと言うデューイに
「腕輪を外せないか」と言うと
デューイには「私が嫌になったのか」と
大事件のように言われてしまい、慌ててしまいます。
唱は夜の営みの時にデューイの腕輪が当たると
ヒヤッとして気がそがれる時が有り
外せないかと思っただけなのです。
くだらない事でデューイを怒らせたかと思いますが
腕輪は簡単に外せないが温める事は出来ると
唱の腕を胸に差入れさせて抱きしてくるのです。
こうしていれば温まるし
デューイの腕輪の上に包帯を巻く事も提案され
唱としては軽く考えての発言だったので
一瞬の冷たさは我慢すればいいかと思うのですが
今夜は腕輪が当たらないように注意すると
その気がなかったのに押し倒される羽目になる
・・・というコミカルな小話でした♪
唱は恋愛初心者なのでかなりグルグルしてますね。
デューイも唱に関してはかなりナーバスなので
大げさな!! と思ったのですが
実はそれすらもデューイの作戦なのでは?
と思わせるオチでした (^-^)
唱とデューイが心を通わせ、本当の伴侶となって数週間後のお話。
デューイにもらった腕輪について悩んでいた唱。
デューイに軽い気持ちで「この腕輪って外せないかな」と言った唱に
「私が嫌になったのか?と聞くデューイ。
そしてー…。
そもそも何故唱が腕輪を外したいと思っていたのかが、最初はわからなかったのですが読み進めると分かります(*´▽`*)
その理由にもニヤニヤしたのですが、その後の展開にもニヤニヤしました。
末永くお幸せに!と言いたくなるお話でした~(*´▽`*)