てんてん
akashihiou no unmei ha junpaku omega
本品は『赤獅子王の運命は純白オメガ』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、エリシャがあるアルニア侯爵と対するお話です。
アルニア侯爵はディオンの運命の番が
ヒト族だと知っても特に反対することなく、
むしろ一貫してエイシャの王妃就任をしていました。
しかしながらシルビヴィア嬢の件で
エイシャの過保護に拍車がかかったディオンは
貴族内のあれこれをエイシャの耳には一切入れさせず
エイシャとアルニア侯爵は
国民への披露目やらなにやらの日取りが
確実に決定してからの顔合わせになったのです。
彼女はエイシャに初めましてと言いながら
噂とディオンの惚気を聞いているから
はじめましての感じはないと朗らかに笑い・・・
A5サイズ両面にて
エイシャがディオンの妹と対面するお話になります。
兄の事をよろしくと頼まれますが
エイシャは本当に自分でいいのかませんわかりません。
彼女は猫族の伴侶を紹介した時の周りの反応を
語り出します。
兄に紹介した時に彼はまず彼女の伴侶に確認し、
彼女に問いかけたのは「唯一か」と言う事のみ。
そんな過去により
彼女は兄の相手がヒト族でも彼の唯一ならばと
反対する事はなかったのです。
彼女はディオンが亡き父を気にしている事から
一生伴侶が現れないのではと思っていたと言い
不本意ながらもこの国に来てくれた事に感謝し
兄をよろしくと頭を下げる
・・・というほっこりするお話でした。
エイシャの存在を認めてくれていた義妹との対面は
本編にはない第三者視点のディオンの話も絡んでいて
面白かったです。