てんてん
tora ouji ni dekiai sarete kodukuri suru koto ni narimashita
本品は
『虎王子に溺愛されて、子作りすることになりました。』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、5ケ月になる光牙のお話です。
望月と雷牙の間に産まれた光牙は
もなく生後5ケ月になります。
まだまだ幼いとはいえ虎の子故か
望月より走るのが早く、
望月は全力で駆けても追いつけません。
望月が宮に入る後ろ姿を目にしたのと
雷牙が視界に入ったのはほぼ同時でしたが
光牙は泥だらけのまま雷牙に向かって駆け寄ります。
雷牙は勢いのまま胸元に飛び込んだ子虎の衝撃にも
ふらつくことなくしっかり受け止めてくれますが
上着の胸元にはべっとりと土色の汚れがつき
小さな溜息を洩らします。
息を切らせながら追いついた望月に
雷牙はまず湯あみだなと光牙を引き受けてくれますが
雷牙の側つきのロウからはあることを進言され・・・
A5サイズ両面にて
光牙の成長ぶりが語られる小話になります。
その夜、
望月はロウに言われた事を考えていて
雷牙に心ここにあらずだなと言われてしまいます。
ロウの進言はそろそろ光牙の
雷牙の呼び方をきちんとしたものにかえたほうがいい
というモノでした。
実は望月も自分の呼び方を真似ているだろうと
思っていましたが「父上」「父様」と呼ぶのもどうかと
考えてしまったのです。
雷牙は長じれば自然と覚えるだろうと言い
ロウが気にし過ぎだと断じ
「今からは俺のことだけ考えろ」と押し倒しますが
怖い夢を見たという光牙の襲撃されてしまう
・・・という日常の一コマを描いた小話でした。
望月も雷牙も
光牙と一緒に少しづつ家族になっている感じが
コミカルに描かれていました。
日々成長していく光牙を可愛がりながらも
望月を独り占めしたい雷牙が楽しかったです♪
光牙が産まれて5ヶ月後のお話。
3人の日常を見ることが出来ました。
月を眺めながら考え事をしていた望月に
「俺と二人の時は、俺だけをみろ」と言う雷牙。
ん-!男前です!(*´▽`*)
その後「で、月を見つめてなにを考えていた?」と聞く雷牙はさすがでした。
望月はロウに言われた言葉を思い出し雷牙に伝えます。
この問題は比較的簡単に解決できたのですが
光牙はまだ小さいので、二人がいい感じの時に起きちゃってー…。
二人の時間が少なくなってしまったことは惜しいだろうなと思ったけど
光牙が可愛くてキュンとしました。
雷牙は「こうも頻繁に邪魔をされては、溜らん」とのことでしたが…。
雷牙はあくまでも望月ファーストなのかな?と思った特典でした。
まぁ、もちろん光牙の良き父だとは思いますが!(*´▽`*)