マウリシオ視点
ハーラルト王子がサビーノにマリリンを取られ、グレンに彼と決闘をしろと命令したところです。本当にこの王子はまったく(溜息)
しかも律の養子縁組を認めず騎士隊に半年は入れて再教育してやる、なんて言うもんだからグレンは即答で命令を受け入れます。
心配する律を宥めるも、律は食事も喉を通らず眠れないようで。なら膝枕をしてくれとマウリシオが頼み…。
母が人質に取られてからマウリシオの人生は決まったのですが、初めて命令に背いて律を王宮に連れて行ったことを思い出すマウリシオ。自分に大切な存在が出来たとかみしめるのでした。