ふばば
Bad trip
「Bad trip 電子限定SS エピローグ〜Have a nice trip〜」となります。
7p。
以下、内容となります。
↓↓↓↓
稲波の家に転がり込んで早1ヶ月ー
元極道こと現在無職の俺は
大分ヒモ生活が板についていた
稲波は家事は全部自分でやってしまうから
俺のやる事はほぼ無いといっていい
だからって何から何まで世話焼かれるのは癪だ
俺だって何かできるはず…
お?相手の胃をつかむ…?
…これだ!
…という事で大盛りの野菜炒めを作って稲波の帰りを待つ孝助。
肉好きな孝助がなぜ野菜炒め?
ばーか お前がいつも野菜ばっか食ってっからだろー…
孝助の無意識の愛情を感じた稲波。
今後孝助が料理を作ってくれたら嬉しいし助かる、と言うと…何かに閃いた孝助。
「今後は俺が料理を作ってやる という事はつまり… てめえは俺に食わせてもらう事になるわけだ!」
どや顔で勝ち誇る孝助を可愛いなぁと思う稲波です。
稲波のヒモみたいに暮らすのは嫌だ、というのは本心だろうけど、何もかも対等対等ではない甘さがのぞくこの2人。
ヒモというよりペットね。
やっぱり年齢や稲波の余裕や孝助の単純さが2人のバランスになっているのでしょう。