ピピン
koi suru intelligence
たぶんペーパーワーク集の第2弾は出るだろうとは思っているのですが、特典本体のほとんど修正のない状態でのSSが読みたいので、私はできるだけ特典を入手しています。ペーパーワーク集の修正は白抜きですが、ペーパーや小冊子の修正は軽く黒のりが貼ってあります。
リンクス2021年11月号の、応募者全員プレゼントの小冊子です。
3冊目の「華麗なる来栖家の系譜」、いよいよご本家、来栖×卒舘組が登場。
コミックスになっている「恋するインテリジェンス」本編では、この2人はまだ数コマしか登場していませんので、「どんなバディ同士なのだろう?」と期待値が上がりました。
<ここからネタバレがあります>
来栖がワイン片手に巨大なカウチソファ(最初ベッドかと思いました)でくつろいでいると、生傷だらけの卒舘が帰って来て…
卒舘は、9巻で教官として118期BCに格闘技について質問していたので、「もしかして?」と思っていたのですが、現場担当の武闘派らしいです。
この卒舘のキャラがすごく意外でした。
そして、なんと、べらんめえ口調の襲い受けでした。
(べらんめえ口調は、ちょっと118期の先森に似てますが、TCを罵倒したりはしません。)
危険な現場から戻って来て、現場の興奮冷めやらぬ卒舘は、いきなり来栖に跨り「脱げ」。
それに対し、来栖は、「君の希望のまま」危険な仕事に送り出しても心配を隠して大人のふりをして待つしかない、と返します。なにこれ、切ないじゃないか。
そんな40代の二人のHは、お互いのぬくもりを確かめあうかのように、しっとりと甘いのでした。なんだかいいなあ、と思いました。