てんてん
oinarisama ha itsumo kuufuku
本品は『お稲荷様はいつも空腹~神のお宿のもてなしご飯~』
のコミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、一葉が静佳の為に朝食を作るお話です。
静佳が銀杏荘にきてから2ケ月が経ちました。
ある朝、朝食を作っている時に
今の静佳は半分人で半分神様な状態だから
気持ちの籠った料理は静佳にとっても
御馳走になるのでは!?と思い立ちます。
そうならたまに自分のために
朝食を作って欲しいと思いついた静佳は
一葉と廻に期待の眼を向けると・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)12頁の
ボリュームで一葉と廻の朝食作りになります。
一葉は半神人なんて静佳が初めてなので
どういう影響があるかわからないと難しい顔をしながらも
「試してみよう」と言ってくれます。
一葉は愛用のエプロンを付けると
普段滅多に開かない戸棚の引き戸を開けて
古い友人からもらったという包丁を取り出したのです。
それは日本で唯一料理を司る神様からの贈り物で
久しぶりに使うという一葉は味噌汁用に鰹節を削り出し
廻は3丁の豆腐を独占すると
あまり使わずにいた調味料や香辛料を並べだし・・・
静佳が朝食にありつくまでとても時間がかかったものの
2人の料理は絶品で静佳は自分が料理をする意味って
あるのかと思ってしまいますが
一葉と廻、コンにも静佳の想いこそが
最上級のスパイスと言われてにっこりする
・・・というほのぼのネタでした♪
一葉も廻もお料理上手というのが
意外性があり過ぎで面白かったです。
誰にとっても大好きな人に作ってもらうのが
一番おいしい事は間違いないですね。