てんてん
futari no hishakaishindo
本品は『二人の被写界深度』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、玲央の幼稚園の運動会のお話です。
今日は玲央の幼稚園の運動会です。
健人は昨日の夜から準備して
今朝は誰よりも早く家を出て場所取りに
精を出してくれます。
昴はそんな健人の様子を本当にありがたいし
嬉しいと思っていますが
今は恋人の姿を遠き巻きに捕らえながら
なるべく直視しないようにしていました。
というのも健人はトラックの外側に
本格的な撮影機材を持ち込んでいて
何かの撮影か? 許可はとったのかと? と
保護者のママさん達を騒めかしていたのです。
緑も駆り出されている事から
誤解されても仕方がないとは思いつつも
昴がどうやって誤解を解こうかと迷っていると・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)12頁のボリュームで
玲央の幼稚園行事のお話になります♪
健人と同年代らしいママさんが
カメラを握る人物が健人だと気づき
健人が自宅にスタジオを持つカメラマンだと話し出し
誤解は解けていきます。
しかし健人がレフ版まで取り出し始めたので
昴が止めに入ると先ほど健人の話をしていたママさんに
健人の張り切る原因を納得されます。
その日の玲央は昴とのお風呂で
大興奮で運動会のアレコレを大興奮で話してくれ
健人は恒の代わりとして参加したから恒が見たそうなものを
全部見逃したくなかったと胸の内を話してくれ
もう本当に家族なんだと胸を熱くする
・・・というほのぼのした後日談でした♪
健人が恋人としてカミアウトした事で
遠慮がなくなった感じも萌ツボで良かったです (^-^)v
玲央が可愛いからと本気モードで撮影する健人、
それをアワアワしてみている昴、
それを面白がる緑と三者の対比も面白かったです。