てんてん
ryujin koutei no dekiai hanayome
本品は『竜人皇帝の溺愛花嫁』のコミコミ特典ペーパーです。
本編後、宮中で行われたある勝負のお話です。
冬晴れの空の下、
皇宮の中庭で湘と蒼霖が投壺勝負を繰り広げていました。
投壺は宮中で好まれる遊戯の1つで
離れておいた壺に矢を投げ入れて点を競うもので
今回は宴の余興として行われた試合でしたが
観衆の官僚や女官たちも手に汗握る接戦となりました。
最後の矢を残すのみとなった時点で
湘が辛くも5点差で勝っていましたが、
蒼霖は恐ろしく筋が良く、
湘は最後の矢を外してしまいますが、
平然と投げた蒼霖の矢は・・・
B5サイズ両面にて
2人が投壺で勝負するお話です♪
美しい弧を描いて飛んだ矢は10点を加点し
蒼霖の逆転勝利となります。
湘は祝いの言葉を述べたものの
内心がっくりと落ち込んでいました。
実は今回は試合の景品として
「蒼霖と2人斬りの休日」を望んでいたのです。
負けた湘は気持ちを切り替えて仕事に戻ろうとしますが
蒼霖に「今日の仕事はこれで終わりですよ」と
引き留められてしまうのです。
実は蒼霖が望んだのも「湘との2人きりの休日」で
相談した思基に温泉地の離宮への旅を勧められており
2人は望んだ通りの休日を楽しむ
・・・という睦ましい2人の様子を感じられる小話でした。
お互いに同じことを思っているところが
イイ感じですよね。
思基も策士ですよね (^_-)