桜
ubukatatei no rokutengu
個人的にボイスなしのノベルゲームは冗長に感じて長時間プレイできないのですが、このノベルゲームは止まらず最後までプレイできました。
一周なら総プレイ時間は4、5時間くらい。ボイス無しなので読むのが早ければもっと早く終わるかも。
ミステリーな雰囲気と、天狗の謎、なついてくる謎の美形男子『黒崎一動』との時にユーモラスな会話、何度も起きる予想外の展開が飽きなかった要因だと思います。
グロい表現が強いわけではありませんが血が極端に苦手な人は注意。
ノベルなので選択肢なし、スチルも7枚程度、R18要素なし、カップリングも1組のみ※です。
※公式の小説も読むと厳密には3組潜んでいるとも言えますが、ゲーム内で明確なのは1組です。
これまで商業ゲームもプレイしましたが、豪華な声優陣や18禁シーン、美麗なスチルなんてなくても(もちろんあるに越したことはないのでしょうが)ここまでみせれらるものなのかと驚きました。
一度クリアしたあと、すぐにはじめから読み直しました。
同じ文章でも謎が解けた二度目のプレイでは違う風景が見えます。
オープニングの桜の風景、始まるときに鳴るコインの音、六天狗の儀式とはなんだったのか、黒崎一動の行動原理、「天狗、滅ぶべし」の意味。
絵柄で少し人を選ぶかもしれませんが、一度プレイして損はない、もっと広まっていい作品だと思いました。
プレイ後この二人が気にったら別売りの小説をおすすめします。そちらは18禁シーンありの後日談です。
桜
すみません、名前を間違えて覚えていました。
黒崎一動→黒塚一動です。大変失礼しました。