てんてん
konoyonohate demo douka yoroshiku
本品は『この世の果てでもどうかよろしく』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、朝日と葉二の小デートのお話です。
朝日は仕事上がりの葉二を迎えに行く夜道で
いつも同じことを思い出します。
俺も約束する。
次、日本で会ったときもずっといい子にしていたら
また撫でてやるから。ね
あの日、
葉二に撫でられて「約束する」と言われた時
泣きそうな気持になったのです。
軽率な口約束だと知っていたし、
守られる保証などない事は承知していましたが
どうしても葉二の事を忘れられませんでした。
だから、
「いい子にしていたら、また撫でてあげる」と
願掛けのように、呪文のように何度も唱えていました。
そうて1年たったら会いに行こうと思っていましたが・・・
B5サイズ両面にて
朝日視点での過去回想を含む後日談になります♪
まるで舞い散る桜の花に紛れるように
朝日は何度も夢に見た人と再会します。
朝日が自分の事情で神仏に心底感謝したのは
人生で後にも先にもあの時一度きりでした。
そして今、
葉二を迎えに行って帰り道で買い物をし
葉二の部屋に帰って夕飯を食べ
時にはそのまま泊まる事もある日々に
幸せを感じていました。
そして今夜も葉二に会えて良かったと思い、
葉二に笑った顔が好きと言われた朝日は
一緒に過ごす間はなるべく笑っていようと決める
・・・という朝日視点の小話でした。
ロサンゼルスの葉二との出会いは
朝日の未来を本当に大きく変えたのだなと思います。
本編は視点が頻繁に変わって
個人的にはちょっと判り辛かったので
片視点の本作はすーと読めて良かったです。
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店舗特典は和泉と朝日のお話です。