あーちゃん2016
koisuru hyo to junan no neko
本編後日談のやさしーいあまーいお話。ふふって笑えて幸せな感じになれてとても嬉しいお話です。可愛いんだよ、王子。
忙しい日々が続いていますが、数日に一日は長年過ごした離宮へ戻り、ケインと二人で過ごす時間を確保するリヒトール。今も深夜近くだけど、ケインにプリンを作ってもらってます(可愛い)。わちゃわちゃお話しながら、プリンの出来上がりを待つ二人。プリンは、「人肌ぐらいに冷めたのが一番甘味を強く感じる」と聞いたリヒトール、もうちょっと時間あるので、じゃあとケインの唇を味わおうとなさるのでした!
プリン好きってところがとにかく可愛いったらありゃしない王太子なんですよ。つい蓋を開けて、プリン触ってみようとしてるのを見て「こら」って怒るケインもケインだし。あー可愛いお話でした。
本品は『恋する豹と受難の猫』のコミコミ特典ペーパーです。
本編後、ケインがお菓子を作るお話です。
国の変革で忙しい日々を送るリヒトールですが
長年住み慣れた離宮が一番落ち着き
数日に1度針きゅうでゆっくり寛ぐ日を設けています。
王宮の厨房で働くケインも
リヒトールに合わせて休みをとり
2人で過ごしています。
今日は2人で夕食を取った後
リヒトールの所望でケインにプリンを
作ってもらっています。
作り置いて冷やされたプリンも美味ですが
出来立ての温かいプリンは格別です。
深夜の離宮には甘い香りが漂い・・・
B5サイズ両面にてリヒトール視点の後日談です♪
リヒトールがケインの肩越しに鍋を見つめていると
「蓋を開けちゃ嶽目ですからね」と牽制されます。
リヒトールは以前、
スープのようなものがどうやって固まるのかと
ケインの目を盗んで蓋を開けて
指を差し入れようとしたことがあるのです。
気づいたケインに「こら!」に怒られたリヒトールは
その剣幕に驚き、王太子をりつけてしまったケインも
蒼白になってしまったのです。
リヒトールにはそんなケインも新鮮で
もつといろいろな顔を見せて欲しいと思い
プリンが出来上がる時間を楽しみつつ
ケインを唇を味わう
・・・という恋人たちのラブイチャが楽しい短編でした。
お気に入りのお菓子を作ってもらうワクワクと
恋人との時間を楽しむワクワクが程よく絡んでいて
幸せが溢れてくるようなSSです。
リヒトールにとってはケインもまた
甘未という展開にムフッとさせて頂きました (^O^)/