はるのさくら
haraguro amayakashi ouji wa josou akuyaku reijo wo kouryakuchu
まずは攻め様であるアルベリク王子視点( ☆∀☆)
父王に、お付き合いしてる人を紹介するように言われるアルベリクだけど、できるならクロードを会わせたくない。
人たらしな父王に気に入られ、かわいがられたクロードが、父王に傾倒するのが嫌だから。
それでも、身内への紹介が避けて通れない以上、仕方ない、と覚悟を決めた時、大事な事に気付く。
もしかしなくても、クロードに求婚していない!( ; ゜Д゜)
ロマンチックな演出や美辞麗句を考えていたのに、愛おしいクロードの笑顔を前にしたら、心のままの飾らない言葉がこぼれ落ちる(*´ω`*)
続くクロード視点では、アルベリク王子の両親と父王が大好きな弟達3人との、身内だけの顔合わせをすることに。
王様の伴侶は笑い上戸な男性でした。
座るときは、王様の膝の上、といういまだにラブラブバカップルぶりを見せ付けてくるご両親。
アルベリクの出生の秘密には、魔法だか科学だか、何でもありな世界なのね、とへぇぇぇでしたが。
すごいじゃん、と笑うクロードの姿に、ご満悦な父王達。
こうして初めての顔合わせは、和やかに過ごしていったようです。
本品は『腹黒甘やかし王子は女装悪役令嬢を攻略中』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、アルベリクがクロードの紹介を迫られるお話です。
今朝、アルベリクは父である国王から
交際相手を紹介するようにと迫られます。
アルベリクは彼の身も心も手に入れた際に
もう婚姻は成立した気分でしたが
王族となれば深い関係になったからと言って
即結婚成立とは言えません。
家格や財産状況の精査から始まり
同性婚ならどこから養子を撮るのかその候補と交渉、
お披露目、恩赦の程度等々
面倒な決め事がたっぷりあるのです。
政略結婚なら婚約時点でほぼ決定していますが
恋愛先行での婚姻となるために解決すべきことは
山積みなのです。
とは言えここ数代続けて恋愛結婚してきた王家は
仕える者達が慣れたとばかりにテキパキ準備を進め
アルベリクが調整しなくてはいけない事は
身内への紹介くらいなために
王はそれをせっついてきたのです。
父王は王配であるルイをどこにでも連れ歩き、
ルイも見せびらかりしがりですが、
2人の子であるアルベリクは大事なものは
箱に入れてしまっておきたい性質なのです。
それでも避けては通れず
クロードに何と言おうかと考えていたアルベリクは
自分が正式な結婚の申込をしていない事という気づき、
愕然としてしまい!?
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組16頁の
大ボリュームでアルベリク視点での後日談になります♪
アルはクロードといつも一緒にいた令嬢達が
アルベリクがした求婚を想像しているのを小耳にはさみ
それを参考に花咲く丘でプロポーズし、
いよいよ国王夫妻にクロードを会わせるのですが
そこでアルベルクの出征の秘密を明かされるも
動じないクロードに王家の面々は相好を崩す
・・・という最後に大爆弾がおちるお話でしたが
とっても面白かったです (^O^)/
アルベルクの両親にもいろいろあったみたいで
その辺りも読んでみたくなりました。
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典はアリスとアル押し3人組のお話、
アアマゾン特典はラウル視点の男性陣のお話です。
アルベリク王子のご家族のお話が出てきたので、本編お好きだった方でしたら、「おお」と思うのでは?と感じたため驚きという意味で萌にしました。
本編でめでたくくっついたのですが、ある日アルベリクが父である国王フランシスから「お付きあいしている方を紹介してもらえないのか」といった旨のご発言をされ。
政略結婚ではないから、家柄、財産状況の精査→日取り→招待客の選定等々やること山盛り。そもそもめちゃくちゃな人たらしである父王に会わせるのはイヤなんだけどなあ・・と思うものの・・と、そこでまずプロポーズしていないことに気付く!
なんだかねえ。スパダリやったんちゃうの、君。と言いたい気持ちです。
まあプロポーズはあっさり成功、さて父王とのご対面。
なんと父王のパートナーはルイ(♂)。ご対面の時にも、王のお膝の上がいつもの場所と、お座りになるようなラブラブぶり。
じゃあアルベリクは誰の子供よ?となるのですが、そこが元ゲームの世界?
なんと魔道帝国という国で父王とルイの血を継ぐアルベリクを作ったそうでして。
本編の後に、色々設定でびっくりした小冊子でした。