てんてん
kootta koi no tokashikata
本品は『凍った恋の溶かしかた』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、2人の休みが重なった週末のお話です。
2人が恋人になってから揃って初めて
週末の休みが重なった日。
数日前から週末は大雨の予報が出ていたものの
2人はもし奇跡的に天気予報が外れたら出かける予定で
ルカはいろいろなプランを練っていました。
しかし、やってきた週末は激しい雨、
普段なら見えるはずのもの何も見えないほどの大雨で
ルカはかなり落ち込んでいました。
尚はルカと一緒に落ち込んでしまうのではなく
2人だけの時間をもっと楽しく過ごしたいと思います。
並んで座ったソファで少しだけルカの横に体をずらし
一緒にいられるだけで嬉しいと囁き、
「また今度、ルカに合わせて休みをとるから」と言うと
ルカの機嫌も良くなります。
ルカは話している間も耳や頬に口づけし、
尚がそれを払わずにいると強く抱きしめてきます。
今日のルカは普段よりも随分と甘えて来て
それがくすぐったくも嬉しくて・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁にて
2人の休日の様子が描かれています♪
尚はルカの髪に指を絡ませながら何か飲もうと提案し、
「ジェラードを用意する」と言うとルカの目が輝き、
エスプレッソをいれてくれると言います。
尚は持ち帰った2種のジェラード、
チョコレートとラムレーズンの状態を確かめて
生クリームを添える事にします。
イタリアではパンナを添えるのはごく一般的で
尚はつい持ち帰りには生クリームを付けるのもいいかと
ジェラードの様子を確認しつつ食べていると
ルカに「誰と食べているのかを忘れないで」と
言われてしまいます。
反射的に誤った尚にルカは
「私が寂しいだけ」と言ってくれますが
尚はうまく気持ちを伝えられません。
そんな尚にルカは「食べさせて」とねだられ、
最後にはベッドに押し倒されて尚自身が
ルカに美味しく食べられる
・・・というラブラブなお話でした♡
外でデートもいいけれど恋人といられれば
それだけで十分に嬉しい休日という事らしいです。
ご馳走様しか言えないですよね (^_-)v