てんてん
sukinara zutto issho
本品は『好きならずっと一緒』のフェア書店特典ペーパーです。
本編後、大吾の密かな企みについてのお話になります。
裕太は大吾の恋人になってからも大手を振って彼のもとに通うために。
ハウスキーパーのバイトは続けています。掃除と料理に加え、マイクと
いう赤ちゃんがいるので、する事はもっと増えました。
子供の世話は大変ですが、マイクはとても可愛いので辛い事ではありま
せん。もう少しマイクと意思疎通できれば楽なのですが、1才にもならず
アメリカ生まれでいくつか覚えている単語も英語で、ネイティブな発音
すぎてよくわかりません。
でも「裕太」という名前は憶えてくれました。舌がうまく回らないのか
「うーた」になってしまうのは御愛嬌です♪
夕飯を作る時はマイクは大吾に任せていますが、リビングとの間に壁が
ないため、つかまり立ちするマイクや高い笑い声をあげるマイクを見る
だけで癒されていたのですが、最近大吾が奥の部屋に連れていくように
なりました。
その部屋は元々は大吾の仮眠室でしたが、今はマイクの部屋として使っ
ています。だからそこに連れていくのは間違ったいませんが、裕太と
してはマイクと遊んでいる大吾も見ていたかったのです。
大吾は料理の邪魔になるだろうと気を使っていると言いますが・・・
B5版片面にて3人の日常が描かれています♪
食事になれば部屋から出てきますし、一緒にいる時に裕太を仲間外れに
したり、マイクを連れて出ていく事はありませんが、なぜ? というもや
もやは残ります。
そんなこんなで1週間が過ぎた頃、いつものように料理を作っていると
奥の部屋から「よし、いいぞ!」という嬉しそうな声が響き、大吾が
奥の部屋からマイクと共に出てきました。
そして裕太を呼び寄せると、大吾が「マイク、誰だ?」と裕太を指さす
とマイクは「かぁた」と言い、「こっちは?」と自分を指して「とーた」
と笑顔で口にしたのです!!
パパとママは他にいるからと自分と裕太を「父さん」「母さん」と教え
たと大吾はドヤ顔になります。
マイクが裕太の名前を先に覚えた事をかなり気にしていたのだと分かり、
裕太は大吾の本質はかなり子供っぽいのかもと思いつつ、その呼び名に
「却下」を言い渡す
・・・というマイク理子育てを頑張る2人のほのぼの日常編でした。
裕太がずっと年上なのに自分と張り合ってるような大吾を子供っぽい、
可愛いとすら思えてしまうほど、ラブラブっぷりが溢れていて楽しかっ
たです。
※他店舗特典(レビュー済)
アマゾン特典は大吾視点での裕太との前日譚、
コミコミ特典は大吾視点の後日談です。