てんてん
mashiro ni tsuzuru itoshisa wa
本品は『真白に綴る愛しさは』の コミコミ特製イラストカードで、表面
が文庫本カバーのカラーイラスト、裏面に番外SSが掲載されています。
SSは本編後、高槻が風邪をひくお話です。
高槻が風邪を引いた日。38度以上の熱は生まれて初めてという高槻に凜は
はりきって作った卵がゆをレンゲで差し出します。
嬉々とした凜に『あ~ん』を強要される前にと高槻はかゆをがつがつと
かきこみ、凜は食欲があるのは良いけどちょっとがっかりしてしまいます。
何しろ頑丈な高槻が寝込む何でめったにないので、この機会に甲斐甲斐し
く看病したいと思うのは当然でしょう。
熱々のかゆを一気に食べた高槻が眉を寄せて口を押えると、「熱かった?
お水だねっ」と凜はうきうきしながらペットボトルを開け、口に含んで
高槻の肩に手を乗せ・・・
ポスカサイズカードの三段組で凜が高槻の看病をするお話になります♪
ん、と凜は口を尖らせて飲ませてあげるとアピールしますが、高槻に軽く
頭をはたかれてせっかくの水を飲みこんでしまいます。その隙に高槻は
ペットボトルをひったくり1人で飲んてしまいます。
自分の時には口移しだったのにとブーブー言う凜に、高槻は勢い余って
「あの時は仕方なく」と言いかけたのを「移るから」と言い換えますが、
機嫌を損ねた凜はさらに積極的になって体を拭くと言い出します。
タオル片手にパジャマのボタンに手を掛ける凛を何とか止める高槻でし
たが、凜は"看病"をした事がなくしてもらって嬉しかったからと項垂れ
ます。
そんな凜に高槻も自分も看病された事がなくて慣れないから困るだけと
目を逸らし、凜は高槻に拒否される前にと抱きついてキスをする
・・・というほのぼのエピソードでした♪
弱っている高槻の世話を嬉々としてしたい凛が頑張り過ぎていてちょっ
とから回ってるかなと思いますが、『あ~ん』くらいはさせてあげてた
らいいのにねとおもいましたが、そうしたら今度は凜が寝込みそうな気
もしないでもないかな!?
何にでも一生懸命なのは良いのですけど、抑えも必要かな (^-^)
※他特典(レビュー済)
コミコミ小冊子は姉と田丸に2人の関係を打ち明けるお話です。