いるいる
reverse
たまに特典でしか見られない貴重な内容の特典ってありません?
いい意味でも悪い意味でも
「なんでこれを本に収録しないの⁉︎」って言いたくなるやつ。
このペーパーはそれとはちょっと違って
特典だからこその楽しみといいますか、
麻生さんの遊び心に心浮き立つような内容です。
本編を読む前に見た時は和むifネタだなぁと思ったけど
読了後に改めて見るとちょっと泣きそうになりました。
(以下、ネタバレ注意)
モノクロイラストに、
作者さんの妄想が文章で綴られています。
その妄想内容は
「円と吐木にもし子供が出来たら」というもの。
イラストは幼子が加わった幸せそうな3人家族の図です。
(円と吐木を足して割ったような可愛い子供…!)
βでも子供が産めるオメガバースもありますが、
この作品は“αとΩは同性間でも妊娠可能”とありました。
ということはβの円では無理なんですよね?
本編作中に
「お前のΩに生まれたかった」と円は零してました。
こういった未来がないのも含まれてたんだと思うと切ない。
文章には
吐木が父親になったら〜
円は厳しく躾けがち〜
子供はこんな子に育ちそう〜
など書かれています。
ああ、わかる!
すっごい想像できる!!
と思いながら未来予想図じゃなく幻なんだなぁ…とシンミリ。
きっと吐木と円なら2人でも幸せだろうけど
見ることができてよかったifのお話でした。