izumix
hitori to hitori no 3650nichi
勝巳を後ろから抱きしめながら職場の話をする牧。
その内容がー…。
2Pの特典なんですけど、この2Pの中に
切なさと温かさと幸せが詰まっていました。
幸せな話なのですが、何故か切なさも感じるんです。
勝巳だけが救われたんじゃなく、牧もしっかり救われたんだなぁと
この特典を見てよりそう思いました。
最後の「お前がいるからもう泣かない」って勝巳の言葉が
すっごく胸に沁みるんですよね。
牧がいればきっともう勝巳は大丈夫だなぁって思わせてくれました。
あぁ…やっぱりhitomi先生が描く作品の雰囲気好きだなぁ…。
「1人と一人の3650日」の電子限定描き下ろし漫画2Pです。
二人が恋人になってからの後日談。
部屋のベッドで壁にもたれて座る牧に、バックハグされている勝巳。
勝巳の手を優しく握ってスリスリにぎにぎしながら、話しをする牧。
本屋のバイト大学生から恋人ができたでしょと断言され、
「僕から幸せオーラが出てるからわかるんだって」
「隠しきれてないのはちょっと恥ずかしいけど、
そんな風に思われるのも良いものだなって嬉しくなっちゃった」と話しながら、うなじにキスする。
「初めてだよこんなの、勝巳くんのおかげだ」と言い噛み締める牧、
そのまま手をギュッと握り返す勝巳に、「泣いてるの?」と言葉で返すと、
「泣いてない」「お前がいるからもう泣かない」と言う勝巳。
本編で勝巳の手を握っている牧に、
「慣れないから戸惑うんだ、こんなに優しい手はお前のが初めてだから…」という勝巳。
「これから慣れていくよ」
「また勝巳くんが不安になったら、何度でも手を握るし抱きしめてやるしね」と、返す牧。
このシーンを思い出します。
聞き上手で話し上手な牧、会話の間が絶妙で心地いい。
優しい声と優しい言葉で、ずっと手を握って抱きしめて包んでくれる…最高のセラピストですよね。
すごく大事にしてくれてる感じがして、私もこの画を見てるだけで癒されます。
そして、牧だけが勝巳を癒しているんじゃなくて、
勝巳も牧を幸せにしていると教えてくれる、この一コマと言葉。
じんわりと肌に染み入る、幸せ空間が羨ましい限りです。