てんてん
kurojishi to keiyaku
本品は『黒獅子と契約~官能を喰らえ~』のコミコミ特典ペーパーです。
本編後、惣兵達が虎ジイの家で酒盛りをするお話です。
若葉とすっかり友人関係となった惣兵が山の虎ジイの家に来るの
は今回で3度目になります。祖父からの大量の土産は今回も昊獅
が運び手になりました。
出迎えてくれた虎ジイは紙に包まれた酒瓶を見た途端にキラリと
輝き「今夜は酒盛りか」と呟きに、惣兵はニヤリと笑います。今
回は最近のお手頃価格て美味しい惣兵お気に入りのシャンパンも
持参していました。
アルコールの分解能力に自信がない若葉は渋い顔をするかもしれ
ないが、昊獅と祖父を相手に飲むことに飽きた惣兵にとって虎ジ
イは格好の飲み友達となっていたのです。
虎ジイは初めて口にするというシャンパンを面白い喉越しと味で
「これはこれで」と評し、若葉も薄い金色で細かい泡を立ち昇る
華やかさに負けたのか、ちょっとだけと恐る恐る口にし「思った
よりも飲みやすい」と好評で惣兵も嬉しくなります。
良い反応な若葉のグラスにシャンパンを追加すると龍の待ったが
かかりますが、若葉のグラスから試し飲みして微妙な顔をします。
どうやら炭酸のピリピリ感がそんな顔をさせたようで、昊獅の初
ビールでも同じ反応をされた惣兵は楽しくてたまりません。
どうやら龍が妖怪や魔物とは種の異なる神格の存在である龍とい
う存在なのにシャンパン・・・というか炭酸が苦手らしいというの
が笑えるらしいのです。
龍が機嫌を損ねないようにと話題を変え・・・
B5サイズ4つ折り両面にて惣兵が若葉達と酒盛りするお話です♪
虎ジイの家に同居している若葉の友人達の話をふります。惣兵の
飛ばした式神を喰い、暖かくなったからと山に遊びに行って帰っ
てこないという友人達の正体が普通の人間でない事は確実です。
そうでなくても虎ジイの家には「鉄瓶のような物体」や「玄関マ
ットみたいな布」や「黒い小鬼」など妙なものがウロウロしてい
るのです。
龍は「惣兵には人ならざるものを惹きつける空気がある」と言う
とその筆頭である昊獅は「惣兵はやらん」と当然のように肩を
抱き寄せてきました。
慌てた惣兵はバシバシと手の甲を叩いて胡麻化そうとしますが、
「喧嘩なら外でやれ」と素知らぬ顔で酒瓶を掴んでいる虎ジイが
最強なのか!?と思わず若葉に目で問うと声に出すことなく、頷か
れてしまいます。
惣兵の心の中で「怒らせるな危険」人物リストに祖父の宗治と
龍に虎ジイも追加する
・・・というなかなか物騒な宴会風景でしたが、普通の人間な
虎ジイが最強らしいというオチが笑えました♪
惣兵も若葉ももう普通の人じゃないからね (^_-)
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典は攻様達の恋人自慢です。