てんてん
ookami heika wa aisaika
本品は『オオカミ陛下は愛妻家』のフェア書店特典ペーパーです。
本編後、新婚さんな2人のその後のお話です。
ザハールは人虎種の皇国で大陸の頭部全域を占める隣国・威明を
訪問します。皇太子と交易路に新しく設けた検問所の体制について
の話し合いが済むと、以前から再三すすめられる末姫の話題となり
ます。
威明は関税減額の引き換えと何かと支援をしてくれますが、愛娘の
売り込みに執心なのが玉に瑕なのです。側室も愛人も作る気もない
ザハールには満月を言い訳に理由に退散する事にします。
ザハールがユルタのと開けるとエウドキアはその奥で赤子を抱いた
若い娘と話をしていました。羊の行く先を当てた神通力を期待して
相談に訪れる者が後を絶たないようです。
今夜の満月だからか今日は赤ん坊に関する心配ごとや悩みごとの
相談が多かったようです。エウドキアは抱いていた赤ん坊の可愛ら
しさを嬉しそうに語りだしますが、自分がニュンペのように両性具
有の妖精族だったらザハールの子を産めたのにと言い出して・・・
A4サイズ(書店により版違い)両面にて2人の新婚生活の様子が語ら
れいます。
エウドキアは言っている途中で照れたのかどんどん声が小さくなり、
仮に産めたとしてもまだまだ子供みたいな自分では赤ん坊の世話は
等々、首筋まで真っ赤にする姿がザハールにはとても愛しく映りま
す。
ザハールは疫病や戦役で親や家をなくした子供を養子を迎える事も
考えてもいいかもしれないと提案します。勿論すぐではありません
が、それもまた数ある幸福のかたちの1つではと思うのです。
しかし、それに対してエウドキアはザハールの考えは素敵だけれど
もう少しザハールを独り占めしたいとぎゅっと抱きつく
・・・というラブラブなオチが楽しいお話でした♪ ザハールもエウドキ
アもお互いしか見えてない様子に萌え萌えでした。 (^m^)
※他店舗特典(レビュー済)
アマゾン特典はザハールが王妃と侍女の仲にやきもきするお話です。