てんてん
kunshusam no nankai shitto
本品は『君主サマの難解嫉妬』のコミコミオリジナル特典ペーパーです。
本編幕間、藤村が斗貴の部屋を訪れるお話です。
任務が終わり、査察という名目でとアルカトラズにやって来た藤村に職員
寮で割り当てられた部屋はかって藤村が使っていた部屋でした。
バスルームから出てきた藤村は斗貴が気づいていないのではと思っていた
らしく、斗貴をからかいます。何も言わないからわかってないかと思った
という理由に斗貴はものすごく馬鹿にされた気になって眉を顰めます。
その上、藤村は憎たらしい笑みを浮かべて斗貴の持っていたグラスを取り
上げた挙句、勝手に呑んだサイダーを「なんだコレ、甘・・・」などと言う
図々しさです。
それでも斗貴は何度も出入りした部屋に2人でいると何となく懐かしくて
くすぐったい気持ちになります。今更ながら人目を忍んでコソコソと深夜
や早朝に出入りしていたあの頃の自分はかなり挙動不審だったと思います。
あれほど教官の私室に出入りした訓練生はきっと自分以外にはいない・・・
と考えたところで、本当にそうだろうか?という疑問を抱きます。
そんな斗貴を藤村は不振がり・・・
B5サイズ4つ折り片面で養成所の職員寮での1コマになります♪
斗貴が考え事をしている事を変だと藤村にがっくりしつつも、抱いた疑
問を口にすると、藤村は「訓練生以外なら覚えがなくなもない」などと
不振な返事してきて、斗貴は無言で眉間に皺を寄せます。
すると藤村は人差し指で斗貴の皺を伸ばすようにグリグリし、石原や
智晴だと言い、逆に斗貴もマオちゃんを連れ込んでいないのかと揶揄わ
れます。
わざと憎まれ口で返す斗貴でしたが、市来とのキスの一件を根に持って
いた藤村にお仕置きされてしまう
・・・という斗貴の墓穴堀なオチにて一件落着♪というお話でした。
藤村が意外と嫉妬深い事に斗貴は気づいているのか否か!?で斗貴の扱い
が正当かどうか決まるような気がします。まぁ、どちらにしても2人らし
いオチであるのは間違いないですけどね o(^-^)o