てんてん
hoshikuzu confisley
本品はコラボカフェ「淡路水先生×CAFE801」のコラボメニュー注文時
の特典イラストカードの1枚で、表面が文庫本カバーのカラーイラスト、
裏面に番外SSが掲載されています。
本作は「星屑コンフィズリー」の本編幕間、2人が再び結ばれた翌朝の
お話になります。
いつもの朝とは違う甘い匂いがして、麻央ははっと目が覚めます。そし
て自分が一糸まとわぬ姿である事に慌ててしまいます。そしてやっと結
ばれた恋人の名を独り言のようにつぶやくと、奏吾はそんな麻央の小さ
な声も聞きつけて傍にやってきました。
朝の挨拶を交わすだけでも気恥ずかしい麻央は毛布で半分くらい顔を隠
していると奏吾は麻央の体を気遣ってきますが、散々啼かされた麻央の
身体はミシミシと悲鳴を挙げていて、平気と言いつつも麻央は顔を顰め
てしまいます。
まだベッドに寝ているように言う奏吾の手には麻央を目覚めされた匂
いを放つ菓子を載せた皿がのっていて・・・
ポスカサイズカードで二段組の短編は奏吾が麻央のためにある菓子を
用意する話です♪
奏吾はその菓子を麻央に差し出します。それは1口サイズの小さなパイ
にカスタードクリームを載せたニフレットでした。ニフレットには
「泣かないで」という意味があり、麻央がもう泣かなくてもすむように
という思いを込めたと言います。
自分も随分泣かせてしまったからと自分にとっても誓いの意味があると
いう奏吾と共にニフレットを口にする
・・・というやっとお互いを取り戻した2人の幸せな未来が見えるお話でし
た。夜の激しさがほの見えるところが淡路先生らしいかな (^-^)v